10年前に社内報に書いた記事を見つけました。
時代の流れを感じます。
でも、予想に反して、相変わらずキーボードはたたいていますww
あ、意味は、最後まで読んだいただければ分かります。
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2000年2月
日経産業新聞の切り抜きを始めてもう5年目、早いものです。
5年前は、「インターネットでITニュース」というトレンドは
あまり現実的ではありませんでしたが、今では、新聞の切り抜き
などは、誠に芸がない、愚鈍な作業に見えます。
しかし、人間が情報を読み理解するという過程には、急速に進歩
する技術では置き換えられない、生身なものを感じます。
コピーを読み、鉛筆で重要なポイントに線を引いていくと、不思議
と頭に内容が残ります。
日経ITニュースHPも毎朝読んでいますが、紙と鉛筆には勝てま
せん。アナログ人間なのでしょうか。
ところで、以前紹介した記事には興味深いものがありました。
「IT革命、3つの逆転」という記事です。
一つ目の逆転は、携帯電話(自動車電話、PHS含む)と、固定電話。
携帯電話の加入台数は、2000年3月末で5770万台。
NTTの固定電話は5600万台まで落ち込むと予想されます。
二つ目の逆転は、パソコンとテレビ。
パソコンの1999年度出荷台数は業界予測では900万台。
統計に含まれないソーテックや米デルなどを加えると1000万台
突破は確実です。
ここ5年ほど年間1000万台前後の出荷で推移するカラーテレビに
ほぼ肩を並べ、2000年度には抜き去ります。
三つ目の逆転は通信需要のデータ通信と音声。
アナリストは、2000年度中にデータ通信が音声を逆転すると予想
しています。
企業、個人のインターネット利用が爆発的に広がり3年後にはデータ
通信量が9割に達すると予測されています。
10年前には、全く予想できなかった現実です。
あと10年もしたら、「EC(エレクトリックコマース)が全取引の5割に
達する」とか、音声入力が主流になり、「昔はキーボードをたたいて
いたな」などという時代になっているでしょう。
10年後の3つの逆転は何になるのでしょうか。
楽しみでもあり、恐ろしくもあります。
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