2011年12月31日土曜日

年初にあたって

皆さん、新年明けましておめでとうございます。
今年も、よろしくお願いします。





それぞれに、素晴らしい新年をお迎えのことと思います。


新しい年を迎えるにあたって、今日は2011年を振り返ってみました。
年初には思わなかったような、いろいろな経験や出会いに恵まれていたことに気づきました。それらがいろいろな「兆し」になって、今後に大きな可能性を感じさせてくれます。


しかし、1年を振り返って一番思うのは、「自分には実現力が決定的に不足していた」ということです。
一つ一つの取り組みは、それぞれに意味がありますが、プロセスに過ぎません。様々な取り組みには、外部の方から評価をいただいていますが、それに何となく満足している自分がいました。


すべてが道半ばの状態です。内部・外部とも素晴らしいめぐり合いに恵まれながら、活かせていないのは事実です。
いい歳をしたベテラン経営者です。結果を出していかないと何も意味がありません。


2012年は「強く生きる」という言葉をスローガンにしようと、年末からずっと考えて決めていました。


会社のスローガン、そして仲間と推進しているコミュニティのスローガンは「Switch On! 」です。


「強く” Switch On! ”しながら生きていく」そんな2012年にします。



















今年の1月のfacebookへの書き込みはtwitterからだった
2月頃から併用に

3383km 1103日
ライブ2回1月8日
Rubyセンター入居
クラウドセミナー開催
セミナー講師6回
全社会議
ニフティクラウド
3800km達成(5月)

2011年11月3日木曜日

光と陰

昨日「博多ライトアップウォーク2011」に行ってきた。

http://www.gokusho.info/info/eventinfo/2011/11/2010-1.html

「承天寺」「東長寺」「妙楽寺」「順心寺」「櫛田神社」などをライトアップするイベントで、夜陰に仄かな光で照らされる寺社は幽玄たる世界。


暗がりで視覚を制限されることで、別の感覚が研ぎ澄まされてくる。五感が満足なことは、かえって「何かが見えなくなってきている」のではないかと思う。

電気のない時代、人は暗がりのなかで、他の感覚をより働かせることを日常的に行ってきたはずだ。昼は光の中で、日没後は暗がりのなかで生きるのが自然なのだろう。


陰・影・蔭・翳、「かげ」だけでいくつもの漢字を持つ我々のモノの感じ方と歴史を思い出させてくれる素晴らしいイベントだ。


今回の会場になった、どの寺社も長年の風雪を耐えて現存する。
今、博多の街にある「新しい建物」は、例えば500年後の「ライトアップウォーク」の対象になるだろうか?500年後に残る建物は「現在の歴史的建造物」以外にはないのではなかろうか。
我々が現代に創り上げているものは、我々の時代に消費され、我々の時代にその役割を終える。どんなに時代や技術や科学が進んでも、将来の人たちに何かを残すようなモノはなかなか造れない。

2011年10月16日日曜日

諦めていた「ゴルフ」が思いがけず別ステージに

昨日、2週連続のゴルフに行ってきた。
2週連続なんて何年ぶりだろう。最近は記憶がない。

私はハンディ13で、10年ぐらい前は、ほぼ80台でラウンドしていた。この7〜8年は年3〜4回ぐらいしか行かなくなって、100オーバーすることもしばし。80台も全く出なくなった。

土日は別件で忙しく、それはそれで充実しているので仕方がないのだが、たまのゴルフが、スコアが悪いので行くのが苦痛になりつつあって「いっそやめれば気楽だろうな」と思うこともしばし。

日々の3km走で、基礎体力は昔よりアップしている。その気になればいつでも復活できる、と思いながらも、かなり焦りはあった。

昨日のラウンドは、先週多少手応えを感じていたので、期待を持って臨んだ。
昨日は44+43=87で、過去の記録を確認したら、2005年の83以来の80台。6年間の長い潜伏期間だった。

過去の実績からは平凡なスコアだが、大きな収穫は、後半のラウンドでの「スイングのツボの発見」。
後半のキャディは、研修生で福岡第一高校卒の渡辺君(18歳)。




ミスショットの後にアドバイスをもらったら、これが実に分かりやすかった。
下半身のターンが先行するということは理屈では分かっていたが、長年の経験の中でも、自分ではツボは掴めていなかった。彼はそれを実に分かりやすく教えてくれた。

スイング中に左足の膝が伸びるのはいけないことだとずっと思っていたのだが、「さっさと伸ばして、それをきっかけに手が遅れてくる感じ」を教えてくれた。その後はスイングの感触が「別次元」に。

感覚を忘れないために、さっき練習場に行ってきたが、昨日会得したものは本物であることが再確認できた。ドライバーから、3番アイアン、ピッチング至るまで、全てのスイングが同じメソッドでシンプルに振れる。渡辺君に大いに感謝しなければならない。

「この4年弱、毎日3km走って4000kmを超える体力を獲得していたこと」と「今回の渡辺君のアドバイス」と「いつかは復活したいという気持ち」の3つが揃って初めて昨日の成果が出たのだという実感がある。体力づくりだけではダメ、打ち方のヒントだけではダメ。思いだけでもダメ。

「単独では何かが足りない事象のいくつか」を、成果などは求めずに、ひたすら継続することで、その「いくつかの事象」が、直列に並ぶ瞬間が思いがけず訪れる。




それは明日かもしれないし、3年後、10年後、もしかしたら一生訪れないかもしれない。でもその日その日を積み重ねることでしか、その瞬間は訪れない。私の人生に、ゴルフという旧友が「1ステージ上のレベル」で再び訪れてくれた。

仕事も人生も同じ。
日々の「単独では何かが足りない事象のいくつか」を続けていく勇気がまた湧いてきた。

渡辺君のプレイヤーとしての活躍が楽しみだ。

2011年8月14日日曜日

飲酒という生活習慣との訣別(取り敢えず年内!)

大したことはないが、8月8日の人間ドックで、肝臓の「γ-GTP値」が68になっていた。


30歳ぐらいから、ずっと人間ドックに行っていて、特に問題はなかったが、去年、しきい値の50に近くなって、今回68で多少オーバー。脂肪肝の初期状態だそうな。
確かに、痛飲した次の日の朝ジョギングは結構キツかった。多少の体調の変化は感じていた。

365日飲む生活は「多少改善しないといけないな」と思いながら、「いつ休肝日にしようか〜?」と悩んだが、9日の火曜日に完全に抜いてみた。そうしたら、翌朝の体調がすこぶる良かった。

そのことをfacebookに書いたら「お?禁酒ですか?」などと、コメント常連の方々からプレッシャーがww

毎朝走るのと同じで、走るか走らないかを毎日判斷するのは「葛藤」で、これはなかなか悩ましい。いっそ「何があっても走る」と決めたほうが楽だったことを思い出した。

もうひとつトリガーがあって、あるトップセールス研修に通っていて「イチロー的生き方」についての書籍を読むのが課題に。

イチローは、試合の為に日々体調を整え、ストイックにリズムをつくっている。
私だって仕事のプロだが、翌日のことはあまり考えずに、結構思いつくままに日々飲んでいる生活をしている。当然飲み過ぎれば、二日酔いになり、翌日の午前中は万全とは言えない。これではまるでアマチュア。

そんなこんなで悩んだが、「今年一杯は休酒」することにした。

もちろん、お酒もワインも大好きで、飲まないことはかなりツマラナイことだが、メリットはかなり多い。

肝臓が回復する、無駄なカロリー摂取が減る、お酒代が浮く、夜遅い時間でも仕事ができる、車通勤なので帰りは自分の車で帰れるのでタクシー代が浮く、酔った勢いの「ついついもう1軒」がなくなる。

休酒は、facebookやtwitterで宣言したので、その関係の方々には説明がいらない。

ここ何回か宴会にも出たけど、自分が思うほどは人は気にしない。普通にウーロン茶で過ごし、自分の車で帰途に。

そりゃあ、お酒は好きで、飲まない日々は実に物足りない。
なので一生飲まないつもりはなく、取り敢えず年内のチャレンジに留めておこうと思っている。

では「何を以て飲酒を再開するか」?そこが難しそうだ。自分に対するよい言い訳が思いつくといいのだが・・。
 

2011年7月10日日曜日

「アナログネイティブ vs デジタルネイティブ」じゃないな!

昨日、[AIP CLOUD 3DAYS(番外編) 東京 vs 福岡 〜SNS 最先端活用術&マーケティング術〜]というイベントがあって、facebookを活用する、福岡(熊本)代表として、登壇した。



福岡には、facebookを本格活用している方はかなりいて、私などは極めて中途半端な存在なので、熊本の友人のお兄さんで、根っからのお茶専業農家の「中尾要介」さんに登壇していただいた。
http://www.facebook.com/kyokusien

ご存知「うめけん君」とのコラボ形式だったので、「アナログネイティブ vs デジタルネイティブ」という形で進行した。


私自身が昨日感じたことだけど、確かに私は、未だ日本では3%ぐらいの人しか使っていない、でも「世界では7億人が使っているfacebookというソーシャルメディアの活用者」という実感があった。


そういう意味では、アナログ代表の中尾(兄)さんは、今はまだまだ入口にいる方という認識を持っていたが、うめけん君が言っていた、「伝える手段なんてものは、メールに始まって、常に変化していて、数年経ったら、facebookもコミュニケーションの一部になるでしょうね〜」という言葉が耳に残った。

私を含めて、世間には新しいIT系のソーシャルメディアに通じていて、様々なコミュニケーション手段を持っている人は多い。
しかし、しばらくすると、「伝える内容が枯渇した」経験をした人も多いと思う。私もブログが滞りがちだ。

そう考えると、自分のことで本を1冊書けるぐらいの「話題と生き様のストック」を持っている人は稀有なのではないだろうか。当然、私も持ち合わせていない。
逆に、ずっと毎日お茶づくりに向きあってきた中尾さんには、ものすごいストックがあるのではないか、そう思いながら、中尾さんの話を聞いていた。


ITやソーシャルメディアは手段でしかない。

昔、海外に船で行く手段しかなかった時代に飛行機が登場した。確かに恐ろしく速い。でも、その手段で「何」を運ぶ?

多少人に先んじても、ちょっと遅れてきた「ものすごくコンテンツを持つ人」には、かなわないのではないか、そういうことを感じた昨日だった。


今、「電話は難しくてかけられない」という人はいない。ソーシャルメディアも同じ変遷を歩む。

アナログ、デジタルという安易な二元論ではなく、もっと根底の「コンテンツ力=人間力=生き方力」ということを思う素晴らしい機会だった。

会場に来ていた方々も、それぞれに時代やエリアをリードしている方々。20代〜30代が中心。
そういう人が休日に集まって、積極的に情報交換、体験交換をしている。彼らが50代になった時には、若者に伝える記憶は数多くあるだろう。日本もまだまだ捨てたものじゃない。

頑張らなくてはならないのは、我々50代だということを、改めて思った。

2011年5月21日土曜日

「人の話」をまともに聴いているか?

今日、たまたまNHKの「課外授業:ようこそ先輩」という番組を観た。
元々好きな番組だったが、忙しさの中に埋没していた。
http://www.nhk.or.jp/kagaijugyou/

さまざまなジャンルの第一線で活躍する著名人が、ふるさとの母校を訪ね、後輩たちのためにとっておきの授業を行うという連続企画。

今日の放送は、阿川佐和子さん。

週刊文春の連載「阿川佐和子のこの人に会いたい」は、1993年4月のスタートから19年目に入った同誌の名物コーナー。毎週さまざまな分野で活躍 する人物をゲストに迎え、その素顔や本音を巧みに引き出してきた。

そんな阿川さんの授業のテーマは、ずばり「人に話を聞くこと」。魅力的な話を引き出すインタビューの展開方法や、それを読みやすい文章にまとめる編集の技術を子どもたちに伝授する。

インタビューのコツを教わった子どもたち は、“じっくり話を聞いてみたい”大人に会うためにそれぞれ街へ飛び出す。

地元の商店で働く人や医師、ボランティア…。用意してきた質問があっさり一言で片付けられてしまったり、話が思わぬ方向に展開して言葉に詰まってしまったり。それでも面白い話を引き出そうと、懸命に質問を繰り返す。

子どもたちは驚くほどの順応力で、プロのインタビュアーさながらの質問で、相手の本音を聴きだしていく。

「あなたのことに興味があります」、「あなたの話を聴かせてください」、「一生懸命聴きます」という姿勢は、相手の心を動かし、相手の人としての心の言葉を引き出していく。

「真摯ななインタビュー」の姿勢、これが、私に決定的になかったもの。
小学生から学びました。

今は、こういう一つ一つが偶然とは思えない。
引き寄せの法則の成せる技としか。

2011年5月15日日曜日

今週で一区切りだが、計算間違いが・・・

今日はさっき3km走った。
通算3785km、連続1238日目。

これが、いつも走る那珂川河畔のコース。
冬の朝は、真っ暗。


ついでに白いハトがいたので、「激写!」


3年前に始めた「1000日、3000km」は既に達成だが、「3800kmで、札幌まで行って、福岡に戻ってくる」というもう一つの区切りがあった。
その3800kmには今週の金曜日で到達する。


3800kmというのは、Googleマップを印刷し定規で大雑把に測ったものだったので、正確を期すために、ネット地図で改めて距離を測ってみた。

そしたら、福岡〜札幌往復は、3400kmしかなかった。
「え?既に帰ってきてたんだ〜」、と変な気分。

そこで、札幌から、旭川、帯広と回ったことにしたら、大体3800kmに。
なので、そういうことに変更しました(適当なヤツ)。



3800km後は、「四国八十八箇所」を回ることにする。



四国八十八箇所は、四国にある88か所の弘法大師(空海)ゆかりの札所の総称。
四国八十八箇所を巡拝することを四国遍路、四国巡礼などとも言う。

私は、結構な空海好きで、四国霊場めぐりをイメージしながら毎日走るのは楽しみだ。

公式ホームページで距離を確認したら(今回は正確!)1339km。
毎日3kmで、447日の距離。
今と通算で、5139km,連続1690日。

次の目標に向かって、一区切りの今週を楽しむとする。

2011年5月14日土曜日

まだまだ知らない人は多い!

昨日の午後は、さるロータリークラブの卓話にお呼ばれして、30分間、facebookについて、話をさせていただいた。
講演会の講師をさせていただくなど、数年前は想像もつかなかったこと。大変光栄なことだ。
機会をいただいたことに感謝!

演題は以下のとおり。

facebookは、「facebookページ」を使った集客法の方が取り上げられているが、元々の「友達づくり」機能も秀逸だ。

前は、いろいろな方と名刺交換すると、土日にまとめて、老眼をこすりながら名刺の小さなメアドを読み取って、お礼のメールを書いていた。
読み間違いもあるし、メールと言っても、お礼なので、それなりの形式はいる。結構時間がかかる作業だった。

今は?それはそれは簡単。
facebookをしているかどうかお聞きして、名刺にメモしておくだけでOK。
あとは名前検索して、見つけたら、簡単なメッセージを添えて「友達申請」するだけ。

もう一度顔写真も見るし、経歴を見ると同じ学校だったりすることもある。
友人の欄を見ると、意外な人が共通の友人だったりもする。
その中に、懐かしい顔を発見することも。




夜は、コンサルタントの森戸さんからのご紹介で、ロバート・ラスムセン・アンド・アソシエイツという会社の蓮沼社長のワークショップに参加してきた。
これもfacebook内でのお誘いなので、facebookが紡いでくれたご縁。


同社は、レゴを使った「シリアスレゴプレイ」を活用した、プログラムを開発・提供し、組織力を強化のお手伝いをする企業。
http://www.seriousplay.jp/




レゴ・ブロックを道具に使う、ユニークなアプローチで、
・組織のビジョンや将来像創り
・新たな戦略立案
・創造性の開発
・個人のキャリア開発
・チームビルディング
といった、組織の抱える課題を可視化し、組織に内在する知恵を結集して、解決へと導いていきます。

年齢も業種も様々なグループ編成で、初対面も多い中、レゴを使いながらなので、あっと言う間に打ち解けて、楽しいワークショップだった。

物事を検討して決めていく手法が、会議という、あまりに画一的で、楽しくない手法なので、参加メンバーの力や気持ちが発揮できないのが常。
 工夫という言葉は普通の響きしか持っていないが、本当の工夫というのは、確実に成果を出していくものだと、改めて実感した。

昨日、お会いした方々は、初対面が多かった。
当然、名刺交換したし、全員facebook活用者。
特に学生さんや、社会人2〜3年の方が、ものすごく前向きに目標を持って生きている姿に感動した。
改めて、我々50代がもっと頑張らなければと思った。

今日、一人一人と友達申請し(先に先方からもらったものも)、プロフィールや友達関係などを見た。

共通の友達はいるものの少数。
 違う世界(アウェー)に顔を出すと、 新しい世界が開ける。
ITの世界では行き着いた感があったが、業種が変わるとまだまだ。

福岡は広い。そう思って、昨晩、街中を行き交う人を見た。
知らない顔ばかりがそこにいて、これからの人間関係の広がりの可能性の大きさを感じた。

2011年5月11日水曜日

「雨音に気づいて〜、遅く起きた朝は〜♫」

「雨音に気づいて〜、遅く起きた朝は〜♫」は、荒井由実(松任谷由実)の「12月の雨」。昔の名曲。
http://www.youtube.com/watch?v=AdkJJChlDNE
今朝、心地良い熟睡感の中目覚めて、時計を見たら「あ、5時50分!」。
バタバタ起きて、3km走った。
通算3773km,連続1234日目(お、数字の並びが良い)。
久々のまとまった雨だ。
天気が良いとか悪いとか言うけど、夏の渇水が予測される今の福岡にとって、まとまった雨は「良い天気」。何事も「禍福は糾える縄の如し」。
今日は「企画書コンペ」の締切りが2件、「新規商談の初回訪問」が1件、「ハタチを迎えた大学男子のお祝いパーティ」が夜に。楽しい1日になる

2011年3月27日日曜日

暁闇という言葉

前回も書いたが、ここのところ悩ましい日々が続いていた。

「困難にぶつかったら、まず行動」と自分に言い聞かせ、いろいろ動いた。
まだ、下駄を履いたわけではないけど、だいぶ光明が見えてきた。
エンジニアではないし、社長ばっかりやってたので、現場にどっぷり浸かった経験は実は少なかった。
震災対応でオロオロする官邸と同じで、情けない日々だった。

そんな中で、若手のチームワークが光っていた。
チームは、部署をまたがって結成されているので、いろいろ整理することは多いのだが、それを飛び越えて連携がとれていた。

チームワークを支えているのは、志と友情だ。
支援する側は、自部署の作業との掛け持ち。時間の捻出は、深夜や徹夜という尋常でない時間帯。それでも彼らは支援してくれた。

社外の方も多く関わってくれて、彼らも同様に困難な短期勝負を乗り切ってくれた。
こうやって、本当のチームができていくんだろう。

福岡の30代のエンジニアたちは素晴らしい。
コミュニティでの勉強会の絆から、実際のプロジェクトを乗り切った、本当の、かけがえのない絆に変化した。

こうやって、福岡力を高め、下請けの街、支店の街から、自立した街への転換を図っていきたい。
その一歩になりつつある。

私は、今回の件で、非常時のリーダーシップって何だろうと考えた。
何はなくとも、一緒に時間を過ごすことも大事と思った。
非常時に理屈は通用しない。

そういう意味では、私は、今回、大きく株を下げた。

関西で暮らしている長女が、私のこのブログを読んでくれている。
ちょうど夕方、携帯をスマートフォンに替える件で電話で相談がきたので、「最近全然書けてなくてゴメンね」と言ったら、「ママから忙しそうだって聞いてるよ」との優しい言葉。
この子も大人になった。

困ると、人の優しさ、暖かさがわかる。
もっと謙虚に生きていかないと。

暁闇(ぎょうあん)という言葉がある。
夜明け前の漆黒の闇を指す言葉だ。
夜の闇が暗くなれば、暗くなるほど、夜明けが近いということだ。
好きな言葉だ。

2011年3月7日月曜日

amazon「東京リージョン」という「静かな、そして確実な衝撃」

先週末に、「Amazon Web Services ユーザグループ」の全体会合が東京であって、参加してきた。
東京で開催された、クラウド系イベントに合わせての開催。

タイミングは、 amazon「東京リージョン3月3日サービスイン」という、日本にとっての歴史的瞬間に符号したもの。



海外データセンターにありがちなネットワークレイテンシーの解決、データの東京リージョン内での保持など、今まで「Amazon Web Services」を選択しなかった理由のほとんどが解消された。

唯一残った精神的障壁は、「やはりパトリオット法は及ぶ範囲」という点だけだ。その気分もやがて解消されていくだろう。

クラウドセミナーでのパネルを聴いたが、「カニバる」という言葉が心に残った。

「カニバリズム」とは、人間が人間の肉を食べる行動のこと。

比喩表現で、現実的には、「クラウド事業を伸ばすと、自社のサーバ事業が減る」というような悩ましい現実を指す言葉。

片方で熱狂しながら、片方で冷笑する。お酒を飲んでも、酔い切れない感じ。
最先端にいる人たちも、私たちと同じ悩みを持っていること実感した。

もちろん、amazonの方たちは「ITデモクラシー」を志しているし、それはITユーザの幸せでもある。
そのことに全く異論はないし、彼らは素晴らい人々だ。

これから5年ぐらいかけて、パラダイムシフトが徐々に、確実に進んでいくんだろう。

2011年3月4日、私は「その始まりの現場」に居合わせた。

久々に凹み中・・

久々のブログになる。

3月に入って、忙しすぎて書けなかったというか、バタバタぶりが格好悪すぎて書けなかった。

去年の後半から、面白い仕事がいろいろ取れたが、いざ納入時期に入って、産みの苦しみを味わっている。
 何より、社内への説明が格好悪い。

日々、「変革」だの「新しい仕事へのチャレンジ」などと鼻息が荒いので、いざ自分がうまくいかなくなると、説明が難しい。

この3週間ぐらいで意外だったのが、予想を超えて、身内が優しかったこと、手を差し伸べてくれたこと。

今日も経営会議で、初めて惨状を報告したが、全く予想を超えて、優しい表情での対応だった。
「そんなことはよくありますよ」なんて、優しい表情で。

彼らが、今まで現場でどんな苦労をしていたか、私はよく知らなかったのかもしれない。ようやく同じ土俵に立てたのかもしれない。

「健康な人は、病気がちな人の苦しみはわからない」。
「仕事で苦労したことがない人は、人の苦労はわからない」。

「この凹んだ感じを、今年の糧としよう」と、今日思った。

2011年2月21日月曜日

facebookというパラレルワールド

中東の民主化運動がfacebookで加速した。
チュニジア、エジプトの政権崩壊に続いて、今朝のニュースは、リビアの民主化デモでも200人死亡とのこと。
リビアも時間の問題か。

About CheckFacebook.comでも、中東の国のfacebook登録者の増加は目覚ましい。


まだSNSを知らない人は「あ〜SNSだろ、やればわかるからまだいいよ」と言う。軽いコミュニケ−ション手段程度の認識だ。

昨晩のNHKのドキュメンタリーは、中東民主化革命にfacebookが果たした役割についてのレポートだった。
チュニジアもエジプトも、SNSの威力に、当初はそこまで警戒感は持っていなかったことが伺える。
現状に強い不満を持ち、それを抑圧され続けてきた民衆が、政府に気づかれずに情報を交換できる手段を持ったことは大きかった。

国家にせよ、企業にせよ、リアルな組織はそれなりに力と実体を持ち、物理的な引力で人をまとめている。
インターネットなりSNSがない時代は、リアルな組織が未成熟で不満に満ちたものでもそれで十分だったし、人々もそれ以上考えようとしなかった。


ところが、SNSを使いこなしてくると、リアルな組織ともうひとつの「パラレルワールド」を手に入れることになる。

実際に知っている人との関係、知人ではないが意見を同じくする人との関係。
その世界では、様々な情報が驚くべきスピードで交換され、咀嚼され、何が正しいかという理解が深まり、あらゆるものが白日のもとにさらけ出される。

リアル組織を取り仕切る人たちの無能さや傲慢さや不勉強さは、SNSの中で幅広い交遊関係をもつ人からは、すぐに看破される。
彼らは何も発信していないし、何も社会に貢献していない。
リアルな組織の中枢にいる人間は、もっとSNSの脅威を理解しなければならない。

だからといって、SNSを恐れる必要はない。
志を持って、正しい努力を続けていることも、明らかになるからだ。
この時代は、無理に自慢することもないし宣伝することもない。
きちんと生きていて、そのことを静かに発信し続けていれば、そのことがSNSの中で、自然と伝わっていき、静かな信頼感が生まれていくからだ。

心の中で何を感じ、何を思っているかが人に伝わりやすい時代。
今年の終わりには8億人と予想されていたfacebook登録者数。
中東での歴史的役割の影響で10億人に達するかもしれない。

人口だけではなく、ネットでのつながりまで含めると、「中国・インド・facebookで」はなく、「facebook・中国・インド」の順になる。
2011年は、地球上に初の「ネット国家」が誕生した年として、歴史に名を刻むことになるかもしれない。

2011年2月13日日曜日

半分「東京」で、半分「福岡」

今日も3km走った。通算3512km(連続1146日目)


2月も半分が過ぎようとしてるが、おかげさまで濃い日々を過ごさせてもらっている。
1月31日〜2月2日と東京にいたが、久々に大学時代のバンド仲間に会った。


大学のクラブだったんで、学年は入り交じっていて、今回は2学年下まで集まってくれた。
同学年は6人いるけど、二人物故者で二人は海外勤務。

今回集まったメンバーの中で、30年ぶり(卒業以来)のメンバーが4人。
ふたつ下のべースが、飯田橋でバーをやってるので、最後はそこに行って盛り上がった。

チャメっ気のあるやつで、昔のレパートリーCRUSADERSなんか流してくれて、もう気分は学生時代。
私が3年の時に入部したドラムの子に、「パーカッションが向いているんじゃない」なんて言ったのがきっかけで、彼は現パーカッションプレイヤー。
今更ながらにお礼を言われたが、まあこっちもあの頃は無責任なもの。
真にうけた彼が素晴らしい。

しかし、大人になって、いろいろな人との付き合いが続いているけど、20代を挟んで出会った、たった数年しか一緒にいなかった仲間たちが、30年を経て「よ!」という感じで再会できるのは何なんだろう?

みんな、社会ではいろいろな立場なんだろうけど、あっという間に20数歳のあの頃の顔。
 都立三鷹高校の同窓会もそうだが「九州の森が来るから!」というお題が、良いきっかけになるらしい。
近くにいると、いつでも会える感があって会わないのかな?

私は人生の前半が東京人で後半が福岡人。
多感な時期を東京で過ごしたので、いまでも自分の街のよう。

2011年2月8日火曜日

最高と最低

今朝も5時に起きて3km走った。通算3500km(連続1142日目)。
福岡に戻るまであと300km(100日)。
次は、四国のお遍路道をバーチャルで走ることになっている。


気づいたら、2月に入って全然ブログを書いてない。
新しい仕事やらイベントやらものすごく充実して、書くことは山ほどあるのだが、2〜3月は拡げた仕事の納入の時期。
拡げるのではなく、たたんでいく季節。
大きく広がったものをたたむことに経験がない。
結果、いろいろな問題が噴出→ブログの気分ではない、という循環。
最高と最低が同居する状態は、大いなる変化への過渡期なんだろう。

今週末は幸い3連休。たまりにたまった仕事をこなさなければ。

2011年1月30日日曜日

「高校生(学生)×大人in福岡(kxo)」という企画

今日も3km走った。
通算3473km(連続1133日目)

今日は「高校生(学生)×大人in福岡(kxo)」というイベントの
企画会議に呼ばれて参加してきた。
*途中で「魔法の看板屋さん」が乱入。

http://www.ustream.tv/recorded/12336217

学生は3人、大人は私と杉山さん。
あと、UST(twitter)経由で、10人ぐらい

今日の会議に誘ってくれたのは、井上歩君(福大1年)。
「水曜どうしよう」の参加メンバーで、Wifive+のライブにも来て
くれた。

他に来ていたのは、後藤駿典君(福大大濠高校2年)。
彼とは、twitterで繋がってて、以前、学校新聞を作っていることを
知り、その内容の豊富さを讃えたことが。

3人目は、海老井大介君(久留米大附設高2年)。
彼とは初対面だったが、思慮深そうな高校生。

主旨は、高校生(学生)と、大人(親類、先生以外)との接点が
少ないので、出会いの場を創り、「高校生(学生)」は、人生の
進路についての指針をもらう。
「大人」は、若者を育てるチャンスにめぐりあうというもの。

元々、東京でも同じような企画が先行しており、それを参考にして
いるとのこと。

テーマのひとつは「福岡らしさ」。
東京は確かに素晴らしいし、一流の人間が数多くいる。でも単純に
福岡→東京→世界、という段階を踏んでいくのではなく、地理的に
近い「アジアとの接点という視点が福岡らしさ」ではないかという
議論になり、留学生も含めたいという所に落ち着いた。

いろいろ話しながら、彼ら3人の行動力や、想いを聞きながら感心
した。
自分の高校時代を振り返ると、自分の回りにある世界が全てで、それ
以外のことを考えたことはなかったし、そこと積極的に関わって行こ
うなどと言う考えは浮かぶ可能性もなかった。

若い頃から、家庭や学校以外の世界との接点を持っている、デジタル
ネイティブの世代だからこそ、若いうちから、広い世界を見ることが
可能だ。

その世代でも、単純に広い世界が「見えること」と、「それについて
想いを巡らすこと」、ましてや「行動まで起こすこと」は全く別物
で、このすばらしい3人は、その世代でも希有な存在であろう。

想い先行(あたり前だが)で始まっているので、是非、以下の視点で
企画を熟慮してはどうかと提案した。
1.われわれのミッションは何か?
2.われわれの顧客は誰か?
3.顧客にとっての価値は何か?
4.われわれにとっての成果は何か?
5.われわれの計画は何か?
そう、有名な「ドラッカーの5つの質問」。
まるで、大人扱いの問いかけ。


特に「顧客は誰か」という、「もしドラ」でも最初に出てきた問いに
ついては、しっかり考えてもらいたいと思った。

まだ、私の想像の域を出ないが、この企画を通じて、学ばせてもらう
のは、「学生」の方だけでなく、「大人」の方でもある。

「大人の経験」なんてものは、早く生まれていれば、あるのは当たり
前で、そんなもので、彼らと向き合うことはできない。
年齢に関係なく、自分の未来に希望を持ち、志を持ち、人の役に立と
うと思い、実行している、そういう共通の価値観なり行動観を持った
大人だけが、彼らを導いていける。

この企画を通じて、そのことを大人が実感し、強く歩き出す。
その姿を見て、若者が共感する。
そして、世代を超えて力を合わせていく。
それをソーシャルネットワークが下支えする。
それこそが、この日本や福岡やアジアや世界を変化させていく原動力
になる。

そして、こうやってブログを書いている間に、何と、今日のUSTを
見てくれていた東京の「Kenta Suzuki君(なんと中学生)」が、
企画をデザイン化してくれた。
やはり、イマドキの中高生はすごい。
Kenta君、ありがとう!

ということを書いていたら、杉山さんから「KOT」ではなく、
「kxo」で作れないかとtwitterで注文が入った。
まったく大人扱いww


ということで、年初には予想もしなかった企画に参加することに。
私も、大いに学ばせてもらい、またその学びを多くの人に伝えていきたい。

今年は1月初めから「濃い!」

2011年1月25日火曜日

タイムマシンに乗ってクラウドの未来を見に行こう!

今朝も3km走った。通算3458km。連続1128日目。

このブログで予告した「クラウド」セミナーの正式告知をします。
私自身、初の主催セミナーです。
テクノロジ論ではないので、IT系でない方も是非どうぞ。

 *****(告知文)******************

『「クラウドで変わるITの世界!」
米国クラウドビジネス最前線セミナー』のご案内です。

==================================
「クラウドで変わるITの世界!」
米国クラウドビジネス最前線セミナー
 http://www.f-ruby.com/files/cloud_saizensen.pdf
==================================

昨年11月の「クラウドコンピューティングEXPO(幕張メッセ)」で
講演された米国シリコンバレー在住のテクノロジーリサーチャー「森 洋一」
さんが来福されます。

森洋一さんは、アメリカのクラウド事情に精通されており、ブログと、近著
「米国クラウドビジネス最前線」で、最新トレンドを解説されております。
http://computerbecamecloud.blogspot.com/

アメリカのクラウド利用は日本より先行しており、その現状をつぶさに
ウォッチすることは、やがて日本に起きる「クラウドの未来」を遠望する

ことになります。

IT企業の方のみならず、クラウドを利活用する立場の「ユーザ企業」の方に
とっても、大変有用なセミナーと思います。

福岡でこのようなセミナーを受講することは、とても希有なことです。
席数も50席と限られていますので、是非早めの申し込みをよろしくお願い

します。

そして、何と贅沢なことに、森洋一さんのセミナーの後に、
Amazon Web Service九州ユーザグループの「第1回セミナー」も併催

します。

このセミナーでは、パネルディスカッションを企画しました。
以下の豪華メンバーの生の対話を聞くことができます。
東京でもなかなか実現しない顔ぶれです。

【パネラー】
・森 洋一氏
・荒井 康宏氏:一般社団法人 クラウド利用促進機構(CUPA)代表理事
・竹下 康平氏:一般社団法人 クラウド利用促進機構(CUPA)理事
・玉川 憲氏 :Amazon Data Services Japan株式会社
               エバンジェリスト技術推進部
【モデレータ(福岡代表)】
・浜崎 陽一郎氏:株式会社Fusic副社長


■セミナー内容
○開催日:2011年2月3日(木)
○会場:福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センター
          5階セミナールームA/B
      http://frac.jp/
○会費:無料
○ スケジュール
・14:30~      受付開始
・15:00~17:00 「クラウドで変わるITの世界!」
米国クラウドビジネス最前線
【講師】森 洋一氏
・17:00~17:15  *会場設営変更
・17:15~17:40 Amazon新機能「Elastic Beanstalk」の解説&デモ
【講師】玉川 憲氏
Amazon Data Services Japan株式会社 
エバンジェリスト技術推進部
・17:40~19:00 パネルディスカッション
・19:00~19:15  *会場設営変更
・19:15~21:00 懇親会(同じ会場でケータリング)

■申し込み方法
以下のサイトから、お申し込みください。
http://kokucheese.com/event/index/7311/

■セミナー主催者
○森洋一氏セミナー
・福岡Rubyビジネス拠点推進会議
http://www.f-ruby.com/
・グローバルブレインズ株式会社
http://www.gbc.co.jp/
○「amazon新機能解説&デモ」、「パネルディスカッション」
・Amazon Web Service九州ユーザグループ

■問い合わせ先
グローバルブレインズ株式会社 森 俊英
092-482-1364
t-mori@gbc.co.jp

2011年1月22日土曜日

ソーシャルネットワーク帝国という予感

先日、映画「ソーシャルネットワーク」を観た。


ソーシャルメディアを推奨する者として、観ないとまずいだろうぐら
いの気持ちで観に行った。

感想は一言「驚いた」。
観終わって、しばらく言葉が出なかった。

役者の台詞の疾走感、ストーリー展開の疾走感、それが実話だという
高揚感と緊張感。
2時間の映画が2時間に思えなかった。エンドロールが流れて、
はじめて終わりに気がついた。

かの音楽配信P2Pサービス「napstar」を立ち上げたショーン
パーカーも登場するが、彼の役割はパラノイア。
彼はfacebookの発展に大きく寄与する。

パラノイアは別にショーンパーカーだけでなく、間違いなくマーク
ザッカーバーグも同じだ。

どれだけ「人と価値観が違い」、どれだけ突出して「変」で「執着」
するかが、変化の時代には必要だ。
「普通で平均的」ということは、確実に地位が低下していくという
ことだと気づく必要がある。
 facebookのことは「ふ〜んそんなのがあるんだ」で済まされる話
ではない。

中国(13億人)、インド(12億人)に次ぐ人口(約6億人)を
持ち、その多くは、知的レベルや好奇心が高く、しかもfacebookと
いう神経網で日々つながり、情報を交換・共有し、驚くべきスピード
でコトを展開していく。
ソーシャルを使わないで勝負するのは、車と飛行機ぐらいの差が
ある。

数年後、世界の覇権を握っているのは、物理的な国家を超えた
ソーシャルネットワーク帝国かもしれない。

「そんな馬鹿な」って?

でも、インターネットが登場した1990年代後半に、今日のインター
ネットの隆盛を予感した人はほとんどいないし、国家の思惑を超えて
情報が行き交っている。
Google、amazonのような企業の登場を予言した人もいない。

未来はいつだって、その時代の「普通の人」の予想をはるかに超えている。

思いは熱意となって人を動かす

今日も3km走った。通算3449km(連続1125日目)。

去年の12月26日に、シリコンバレー在住の、私が尊敬する
「森 洋一さん」のことを、このブログに書いた。
http://t-mori1234.blogspot.com/2010/12/blog-post_26.html
その中で「帰国の際に福岡へ寄っていただきたい」」ということを
お伝えし、私も必ず実現すると固く信じた。


そうしたら、何と、2月3日に福岡に来ていただけることになって
セミナーが実現した。

思い起こすと、この実現には「いくつものきっかけ」があった。


去年の12月8日に、amazon九州ユーザグループを設立する打合せ
があって、私は知らなかったが、ある方から直前に知らせていただ
き、急遽参加することに。
そこで、副代表に自薦でなった。


その流れで、2月3日に、amazon九州ユーザグループの「第1回
セミナー」を開催することになった。
代表の浜崎さんと、内容について打合せしている中で、森洋一さんを
そのタイミングで呼べたら最高だろうと思いついた。
早速、森さんにメールで依頼したところ、何と可能性を探っていただ
けることに。
そして、OKをいただいた。

福岡県の共催もいただけることになった。
県の共催についても、先週の福岡コンテンツマーケットに出展して
いるタイミングで、重要なお二人と会場で会って、説明するタイミン
グが持てた。
もちろん、企画書は持参していた。


去年の12月最初には、amazonの方との人間関係すらなかった。
森さんを呼ぶなんてことは、思いもよらなかった。

でも、
・森洋一さんの話をもう一度聞きたい。
・クラウド先進企業のamazonの方や、その関連の人たちと、いろ
 いろ情報交換したい。
・福岡の人たちに、最新の情報を届けたい 
・当社を福岡有数のクラウド活用企業にしたい。

これらのことを思い続けたら、思いが熱意に変化し、それが人に届
き、いろいろなことが実現していった。

ラッキーもあったし、自助努力もあった。
しかし、その根底に「思いの力」があった。
自分の思いの力が熱意へと変化し、心ある方々の人の心に届き、
その方々が動いてくれることに。


人を動かすのは「私心なき熱意」だと感じた出来事だった。
来週から、参加者を募る。
多くの方に集まってもらいたい。

2011年1月16日日曜日

表と裏

今日で3431km。1119日連続。
さすがにここのところ、寒い日が続いている。

今日、「コトラーが教えてくれたこと・女子大生バンドが実践したマーケティング」
という本を読んだ。
お恥ずかしい話だが、私は読書が苦手だ。
まともな本は、なかなか読むのに苦労がいる。
そういう意味では、「もしドラ」や、こういう本は助かる。
いい歳した経営者がこれでは、まるで失格だろうが仕方がない。


内容には大いに同感した。
人には、人を幸せにすることで喜びを感じる純粋な欲望がある。
企業や人の存在価値は、そこを目標に据えるかどうかだ。
気持ちがあっても、それを人に伝え、人を巻き込んで結実させる、そういう力が
ないと、思いは空転する。


私に欠けている視点は、「想いはあっても自信がなかったり」、「今いるポジショ
ンから動くことが怖かったり」、そういう人たちをも動かすような透徹した優しさ
だ。


今19歳の次女は、中学校の時、ブラスバンドの部長をしていて結構苦労していた。
自分のことはきちんとできるのだが、人をまとめるということについては、初めての
経験だった。
まじめな子で、あまり強く言えないことに悩んでいたので、 私が彼女に伝えた言葉
は、「リーダーシップは優しさだ」ということ。
彼女は彼女らしく、何とか部をまとめていった。


今そのことを思い出しながら、改めて私に欠けている資質はそこだ。
自己中心的なのだろう。
「優れてる・劣っている」、「前向き・後ろ向き」、そういう色分けをすぐにした
がる。
そもそも、それらは表裏一体。完全にどちらかだけを持ち合わせている人はいない。

ここに1枚の紙があって、表と裏がある。
表と裏を切り離そうとして、可能ならもっと薄くはいで見ても、2枚の紙に分かれて
ふたつの「表と裏」ができるだけのこと。

もっと、大きな気持ちで「表・裏」を併せて飲み込む度量が必要だ。

2011年1月9日日曜日

1月〜3月という時期

今日も3km走った。通算3410km(1112日連続)。
ちょいとブログが滞っていた。

思いがけず、いろいろなお仕事をいただいたのは良いのだが、それぞれが、それぞれなりの難しさを含んでおり、ブログ同様、仕事も停滞中。

当然、何とかしなければいけないわけで、もう、3月までは臨戦態勢で臨むことを、今日、決意しました。

プレゼンから始まる仕事の流れは、納入〜お客様の満足までが一連のお約束。約束は必ず守る!そういう決意で頑張ります。

あ、ところで、昨晩は、バンド(Wifive+)の久々のライブでした。

仲間たちが大勢集まってくれて、今までで最高のライブでした。
仲間っていいなと、心から思えました。
ありがとうございました。
USTの録画があるので、是非、お聴きください。
http://www.ustream.tv/recorded/11886589

2011年1月6日木曜日

今朝も5時に起きて3km走った。通算3401km(連続1109日目)

昨日は「水曜どうしよう」という集まりに行ってきた。
この会は、去年の春ぐらい(違ってたらすみません)に始まった集まりで、

2011年1月1日土曜日

新年、明けましておめでとうございます!!

皆さん、新年明けましておめでとうございます。
今年も、よろしくお願いします。 


2011年の年賀状です。
付き合いが長い方はご存知ですが、実は、長女が1歳の年の年賀状から、家族写真に
しようと思い、今回で23年目に。

で、これが記念すべき、第1号。昭和63年。
私29歳、長女1歳。


当然続けるつもりで始めたのですが、こうやって眺めると歴史になります。


2人で始まった家族が3人になり、4人になり、やがて2人に戻っていく。
若い頃は、増えていくことしか考えませんでしたが、ある年齢からは、人生は
やがて収束に向かっていくことに気づきました。


そんなことを思う自分とは別に、仕事人生は全く収束に向かう気配なしです!
2011年は、私にとって「新たなる世界への挑戦 第2章」です。

今年も、何かとよろしくお願いします。