2010年12月31日金曜日

2010年に感謝!

年末(31日)時点で、3383km、1103日連続。

2010年は思い出深い1年だった。
一言で言うと、人生で「生まれて初めて自力で切り開いた年」のような気がする。

若い頃は、景気が拡大傾向だったり、不況でもIT業界がそれほど大きな打撃を受け
ていなかったり、お客様の業種が堅かったり、要するに「運」が良かった。
そういう他力に頼った生き方だった。

今年は、仕事を自力で企画できたし、創出もできた。そして評価もされた。
私一人の力ではなく、一緒に頑張ってくれた社員や仲間たちの力に負うところも
多かったが、自力から始められたことが重要だった。


2010年の始まりに「なくて」、今「ある」ものがたくさんある。
それは「新しい仲間(連携)」や「新しいお客様」や「新しい実績」や、「Ruby
センター」という新しい拠点だ。
そして一番大きいのは「自力で切り開いていけるという確信」である。


自力などというと誤解を招きかねないが、単なる思い上がりではなく、自力が他力
を呼んできてくれるという、引き寄せの不思議さが確信に変わったということだ。
他力に心から感謝だ。


運もあった。
それは、2010年がソーシャルメディア「普及元年」だったことと、集まって
くれていた人たちが、既にその道の達人だったことだ。彼らにすべてを教えてもら
った。

急速に「情報」なり「人脈」を拡大できた背景には、twitterやfacebookの存在が
ある。それらが重要な役割を果たしてくれた。

かつて、人同士が知り合って、情報を交換して、お互いを信頼するに至るには、
かなりの時間と労力を費やさなければならなかった。
それが、twitterやブログで仲間の発言や行動を眺めることで、人の日常が見える。
そうすると、私の回りにいる彼ら彼女らが、とても純粋で人のことを思いやって
いて、無償で惜しみなく情報を提供し、そして、微笑ましいほどに不器用なこと
までも、何となくわかるようになった。そういう人たちは信頼できる。
きっかけがあれば、いつでも連携できる下地が出来上がった。


人は、現実的には、時間と場所の制約を受け、同時に多くのことができないが、
SNSは、それをちょっとだけ可能にしてくれる。
バーチャルが素晴らしいのではなく、それを通じて人同士が多くコミュニケー
ションを行ない、理解し合い、結果としてリアルが充実していくことが素晴ら
しいのだ。

しかし、今年の初めに「あって、今「ない」ものもある。
大事な人を二人失った。仕事を支えていただいていたかけがえのないお二人だ。
3年前の夏にも、かけがえのない無二の親友を突然死で失っている。
あれから、なんとなく、彼の分まで行きて行こうと思っている。
生きている人、亡くなった人のことも含めて、50代という年齢は、人の分まで
しっかり生きていかなければならないと思っている。


最後に、新しいことにばっかり関わっている私の留守を、しっかり守ってくれて
いた会社のメンバーや、家族に心から感謝する。
すべてはそれがベースだからだ。


2011年は、大いに人に影響を与え、その人の中にある「変化への種」が芽吹く
のを助け、自分自身は「新たな大いなるアウェー」に向かってつき進む。

2011年の年末のブログに、私はこう書く。
「思いもよらない素晴らしい1年だった。今年も多くの人に支えられてここまで
来れた。ありがとうございました。」と。

2010年12月26日日曜日

「加速する世界= 主役が交代する世界」

今日も3km走った。通算3368km(連続1098日目)。
雪が舞う、寒い午前中だった。



私が尊敬する、少ない年長者の一人である、森 洋一さんの新著を読んだ。
森 洋一さんは、カリフォルニアのサンノゼ在住で、去年の福岡県シリコンバレー
ミッションでお会いした。
その知識の深さに、久々に自分より年長で、新しいITの世界で輝いている人を見た
思いをした。
その後、メルマガをいただいたり、著書を読んだり、影響を受け続けていた。
恐れ多いが、感謝の気持ちを表すために、お礼のメールを書いたら、すぐに返事が
来た。驚いた。


新著を購入した旨お伝えしたら、「是非、書評を」とのことでしたので、アマゾンに
昨晩書き込んだ。
そうしたところ、早速、お礼のメールがきていた。一流の方はさすがにきめ細かい。


来年は、帰国の際に、是非、福岡にも立ち寄っていただけるようお願いした。
実現する可能性は大きい。


書評(カスタマレビュー)は以下のとおり。
************
「これは「情報書」ではない。日本人に対する「愛ある」警告書だ。」

本書が、米国のクラウド最新事情をつぶさに書き尽くしている価値とは別に、

私は、第1章の「日本のクラウドは大丈夫か」に強く共感した。

「クラウドは集合知の世界」、「コミュニティこそ生命線だ」、「代わった主役の

座」という内容を読んで、言葉として理解するのは簡単かもしれない。
しかし、「集合知というもの」、「コミュニティというもの」を体感できている人は

意外に少ないと思う。

「見知らぬ人の知識をどうやって短時間で信用するのか?」、「コミュニティという

一見散漫な組織の中にいる人の価値をどう評価するのか?」という問いに、大多数の
ITの世界の住人が答えられないからだ。

その価値を知っている人は、実際に人々と会うのと同時に、SNSと総称される

クラウドサービスの、「WIKI」「twitter」、 「facebook」、「ブログ」などを
通じて、その人が、人々とどうつながって、どういう情報を発信し、どれだけ
献身的に人々を支援しているかを、短期 間で確認することができる。
なぜならば、彼らは常に、人とのネットでの対話や、日々の生き方や、人生哲学を

新しいITを使って表明しているからだ(IT的な表現手段を使わない(使えない)人
にも、当然素晴らしい人はいるが、リアルに触れ合う人が少ないので、影響はどう
しても限定的になる)。

最初に「仕事やお金ありき」ではない中で、彼らが活動する姿を見て、人々は

自身と重ね合って共感する。
これが、オープンソースをここまで育ててきた源泉であり、もう一歩先の、

「集合知が世界を創る」という所にまで繋がる思想である。

「リアルに会う・会話する」+「バーチャルでも繋がる」=「加速する世界=

主役が交代する世界」である。

私にとって本書は、技術書・情報書であると同時に、インターネット・クラウド

サービスが造り出す、新しい「知の世界」への指南書でもある。

2010年12月24日金曜日

気がつけば「丸3年」

今日も5時に起きて3km走った。通算3362km(連続1096日目)。
気づいたら、まる3年(365日×3年+1日:2008年がうるう年)で、地図
的には鳥取到着。
このことには、昨日の夜気づいた。


ところで、 1月に当社のサテライトオフィスをオープンする「福岡県Ruby・コン
テンツ産業振興センター」が去る20日にオープンした。

開所式には、麻生知事はじめ、100人を超える多くの参加者があった。
Ruby生みの親の「まつもと」さんが館長で、月1回はお越しいただけるらしい。



入居するのは、11社と1NPO報人。
ほとんど、知り合い同士。



既に協業している企業同士も多い。
シリコンバレーの雰囲気も知っている。
会議室やセミナールームも豊富で、オープンな中で、集合知を築いていきたいし、
外部の方も多く来ていただく工夫をし、多くのビジネス的な出会いをプロデュース
していきたい。

当社は「7号室」



あたらな「夢」の始まり。
 

2010年12月23日木曜日

素晴らしき仲間たち

今日も3km走った。通算3359km(連続1095日目)。

昨晩は、福岡で働く「オープン系、デザイナー系」の人たちの合同忘年会があった。
80人ぐらい集まったんだろうか、すごいにぎわいだった。
場所は、今泉のThe Partyという素晴らしい会場。
 

集まった人たちは、私がこの3年の間の様々な活動で知り合った人たち。
半分以上は面識がある。

彼ら、彼女らとは、初めは、顔を何となく知っているだけ。
機会があるごとに、少しずつ会話をするようになって、顔と名前が一致するように。
どんな仕事をしているかも、わかってきた。

それぞれ、いくつかのコミュニティを開催している人たちで、お金や仕事ではなく
「志」や「ITの楽しさ」というモチベーションで、人に「何か」を与え続けている。
ずっとコミュニティに行き続けていると、彼ら、彼女らが心から信頼できる人で
あることが自然と理解できる。すばらしい仲間たちだ。

今年は、その中の数人の方と、仕事も一緒にさせてもらった。
難しい技術、短い納期を、共に乗り越えてくれた。
心から驚いた。


過去の20年間で築きあげた人脈は大事だ。
最近の3年間で築いた人脈も大事だ。
同じITだけど、世界が違う。
プロプライエタリとフリー、解りやすく言うと、そういう括り。

この両方を行き来できるようになったことが、大きな成果だ。
最初からそう思っていたわけではない。最近になって気づいたこと。
これから、ITを使う側の人たちにとって、このふたつの世界のエンジニアやデザイ
ナーたちが力を合わせることは、とても重要だ。


このふたつの世界を行き来し、橋渡しができる人は、福岡に数人しかいない。
自分がその一人である自覚ははっきりある。

やるべきことはいろいろある。
まだまだ今年も日が残っている。


2010年12月22日水曜日

そして今日も雨

今朝も5時に起きて3km走った。通算3354km(連続1094日目)。
今日も雨降り。これで3日連続。7月の大雨以来じゃないかな?

今朝も「雨」にまつわる曲2題。

どうしても思い出すのは、若い頃の曲。
「雨のステイション」荒井由実
http://www.youtube.com/watch?v=i-UOGEH9WDw


「霧雨で見えない」松任谷由実。これも名曲。
http://www.youtube.com/watch?v=fwYMROuUGvQ

ところで、仕事の調子がいいのは大歓迎だが、多忙を極めてる。
特に、うちの担当が、寝るひまがないぐらい忙しい。


私は私で、別のことをいろいろ仕掛けている。
なので、あまりアシストができない。
3月までは、一旦スローダウンさせるべきか。
戦で言うと、大将が本陣にいないで、馬に乗ってあちこちに
行っている状態。本陣は人間不在。
今年中に結論を出さないと。

2010年12月21日火曜日

雨の歌「二題」

今朝も5時に起きて3km走った。通算3353km(連続1093日目)。  
今日も雨降り。

今朝も「雨」にまつわる曲2題。

どうしても、世代的にこの歌「冷たい雨」。
荒井由美の作曲でハイファイセットが歌った。
コテコテの失恋の歌。
http://www.youtube.com/watch?v=1aYoYBpAlWo 
しかも、この映像の演奏は「ティンパンアレイ」。
キーボードは松任谷正隆。懐かしい。
もう1曲。
こっちは「 アタタカイ雨 feat.田中拡邦 (MAMALAID RAG)」。 
私が尊敬してやまない「冨田ラボ」の作品。
http://www.youtube.com/watch?v=Q6pWBzvmjws 
 冨田恵一氏は、ギター、ベース、キーボードをこなすマルチプレイヤーであり、
その技量はどれもきわめて高い。
また、ドラムはオリジナルのサンプリング音源を使用した打ち込みであるが、
アレンジ・音色等、ほとんど生のドラムに聴こえる。

作曲、編曲、レコーディングはもとより、ミックスダウンまで、作業のほとんど

をプライベートスタジオの「Tomita Lab Studio」で行う。
自らコーラスを行うこともある。

そういえば、昨日はバンドの練習だった。
1月8日のライブ曲の9曲。完成度は別として、一応全曲に手をつけた。
26日である程度まとめたい。

2010年12月20日月曜日

雨音に気づいて

今朝も5時に起きて3km走った。通算3350km(連続1092日目)。
雨音に気づいて目が覚めた。
走るときは小降りだった。


「雨音に気づいて」で、ある曲を思い出した。
荒井(松任谷)由美の「12月の雨」
「雨音に気づいて、遅く起きた朝は」という歌い出し。
私が23歳の頃の歌だから30年前。
ギターは鈴木茂で、そのころの流行の弾き方。良く練習した。http://www.youtube.com/watch?v=AdkJJChlDNE
 
そういえば、あの頃も、先輩からリズムのことは良く言われた。
実は今もそう変わっていない。
いかん、進歩がない。
今日は、Rubyセンター開所式のあと、バンドの練習。
頑張らねば!

2010年12月19日日曜日

再度、足がすくむようなアウェーに!

ブログをちょいとサボりました。
現在、通算3347km(連続1091日目)。

金曜日は、今年の新しい仕事を支えてくれた「社内外」の人たちと、まさに
痛飲した。楽しいのだから、楽飲か。
あまりに飲み過ぎて、手袋をどっかに忘れた。私にしては珍しい。
彼ら、彼女らの力を借りて、実績を残せた1年だった。
改めて、心から感謝を言いたい。私は人に恵まれている。

金曜日は、忘年会の前に、「エグゼクティブ向けにiPadやらiPhoneに代表
されるスマートフォン・タブレットを教える会」を作ろうという集まりの、
準備委員会に出席した。
発起人の方しか知らず、数人の初対面の方々と意見交換をした。
もちろん、自分の考えをプレゼン資料にしていった。
この3年で学んだことなので。


その中に、私がこの3年間、影響を受けてきた人を、株式上場する時に支援
したという方がいた。上の上ってこと。驚いた。

人脈をいろいろ聞いたら、日本のITの世界の一流人がずらり。
自分がやっていることが、ようやくそういう世界の一端に繋がったということ
を、年末の時期に感じた。これは大きい。


それなりの手応えある1年だったが、上の上に出会うと、まだまだ世界が違う。

2007年に一念発起した「アウェー」への挑戦。
2011年の私にとっての「アウェー」って何だろう。

3年前に感じた「まるで手が届かない感じ」に、もう一回チャレンジするか。
それは、今は知らない「私より1枚も2枚も上手の人たち」と、関係していく
ということだ。


それには、時間が足りない。
テレビを見る時間を減らそう。それが一番影響が少なそうだ。

明日は、Rubyセンターの開所式。新しい1ページが始まる。

2010年12月17日金曜日

忘年会を3つハシゴ

今朝も5時に起きて3km走った。 
通算3341km(連続1089日目)。


昨日は、忘年会が3つ重なっていて、悩ましい日だった。
行けてふたつかな?と思っていたが、最初の忘年会が思いのほか
早く終わって、3つとも参加できた。
(ハシゴ?)

ひとつ目は、従来の仕事に関係する人たちとの忘年会。
今年1年、いろいろな催し事を一緒に企画・運営した仲。
1年間、ありがとうございました。


二つ目は、twitterやら、facebookやら、ソーシャルメディアに
ついて、学び、実践しあった仲間たち。
今年の初めには、まったく知らなかった人たちだ。
twitterで知り合って、その可能性、面白さを体感しあって、つな
がってきた仲間。一部の方とは仕事にまで繋がった。
来年は、facebook中心に、本当にビジネスでコラボできそう。
とても楽しみだ。
1年間、ありがとうございました。

最後は、稲盛和夫さんの教えを学び合う塾の皆さん。
去年はイマイチ会員だったが、今年は、マーケティングゼミの
講師に抜擢されるなど、私の自信を深めてくれた場だ。
多くの経営に真剣な経営者の方々に、私が持っている、新しい
ITの知識を伝えていくことで、まさに、時代に乗る経営へと変化
していく。
ここにも、来年はfacebookの可能性を伝えていきたい。
そして、私も、皆さんから経営を学んでいきたい。
1年間、ありがとうございました。

そして、今日も楽しみな会合が二つある。
そろそろ出社に向けて、スタンバイ!

 

2010年12月16日木曜日

大したことはなかった

今朝も5時に起きて3km走った。 
通算3338km(連続1088日目)。

雪が降るって話で構えていたら、大したことはなかった。
 「案ずるより産むが易し」とはよく言ったものだ。

葛藤の末、「やる」のと「やらない」のでは雲泥の差ができる。

「やれば」葛藤した意味が出てくる。「やらなければ」葛藤は時間の無駄だ。
「やる」ことの意味がわかってくると、あまり葛藤もしなくなるので、物事の進む
スピードがかなりあがってくる。

悩んだ状態で立ち止まっているのは、そのポジションが「居心地がいい」からだ。
そこからは、何も生まれないだけでなく「時間と感情の無駄」という負の産物を
積極的に生むことになる。

堅い話はそのぐらいで、1月8日にバンドのライブをすることになった。
だいぶ前から決まってはいたのだが、正式告知が遅れていた。

IT系のコミュニティを長くやっている中で、知り合った仲間たちに、バンド経験者が
結構いたのがきっかけ。
天神・大名地区にWifiエリアを拡げようという活動の中で生まれて、最初5人だった
ので、Wifive。その後3人加わって、Wifive+。葛藤の形跡なしww
 
そのまた友人のプロの方まで参加してもらって、ぼちぼちだが、3か月に2回ぐらい
練習をしている。
正式なライブは、3回目。単独は、今回が初めて。
是非、ご参加ください。
http://atnd.org/events/11105



写真は、今年の5月の「Gate's7」でのステージ。

WiFive+ メンバー紹介

杉山 隆志(Vocal:フライトシステムコンサルティング)
村上 史子(Vocal:Fusic)
森 俊英(Guitar:グローバルブレインズ)
鳥越 邦生(Guitar:プロミュージシャン)
石井 宏昌(Bass:福岡CSK)
春田 弘樹(Keyboard Synthesizer: プロミュージシャン)
迫田 孝太(Drums:PocketBox LLP)
小柳あきひろ(SAX)


2010年12月15日水曜日

京都、ああ京都

今朝も5時に起きて3km走った。 
通算3334km(連続1087日目)。
気温5℃。冬到来だ。
 

先週末に撮った京都の写真がいくつかあるので、アップしてみる。
細い昔風の路地(先斗町)だが、本当に心が落ち着く。




昼光色の蛍光灯全盛の時代。
どこもかしこも明る過ぎて「陰」の居場所がない時代。
人の心にも陰があるが、陰が生きにくい時代でもある。


心の陰というと、何か鬱屈したものに思えるが、自分を深く見つめる
静謐な時間のことである。その存在が、対極にある「明るさ」を一層
際立たせる。
それは、いわゆる「明と暗」ではなく「動と静」と言ったほうがわか
りやすい。
明るい人は、その明るさと同等の暗さ(陰)を内包し大切にしてる。

 そういう日本人の心の有り様を、京都の昔ながらの陰影を活かした
町並みが、DNAの中から引き出してくれるのだろう。


流行ものには超えられない時空を、寺社や昔の町並みは、軽々と超え
る。
人のモノの考え方や捉え方は、そう簡単には変わらない。


最後の写真は、清水寺にあった「今年の漢字」。


冬に「暑」を見ても、実感がわかない。
昔、その年の最初にヒットした曲が、年末に「レコード大賞」を取っ
た時のよう。


2010年12月14日火曜日

まばゆさに「言葉を失った・・・」

今朝も5時に起きて3km走った。 
通算3331km(連続1086日目)。
 

今日も雨の朝だった。
 このところずっと雨は降ってなかった。
良い天気、悪い天気と言うが、雨は恵みの雨でもある。


土曜日の夜に、神戸ルミナリエに行ってきた。

 会場は、阪急三宮を出て市役所方面に歩き、すぐのところ。

ところが、駅を降りると、元町方面への誘導案内が。
おかしいな?と思いつつ歩き始めると、歩行者は大きく迂回させて
混雑を避ける策のよう。
経験したことのないような、人の渋滞。
思いのほか、歩かされてしまった。

そして、苦労の甲斐あって、ようやく会場に到着。

何故、人は「無量の光」に誘われるのだろう。

あまりのまばゆさに、言葉を失った。

「言葉を失った」ので、あとは写真を見てください。








2010年12月13日月曜日

長女との時間

今朝も5時に起きて3km走った。
通算3329km(連続1085日目)。
冷たい雨と構えて出発したら、大したことはなかった。

この週末は、土曜日に、次女の大学の「吹奏楽定期演奏会」があった
ので、西宮(兵庫県)に行った。


うちは長女、次女とも、不思議な縁で、関西学院大学に進学した。
5学年違うが、部活も、応援団総部に属する、チアリーダー部と
吹奏楽部。

アメフトの応援などで、一緒に頑張る部同士という奇妙な縁。
部が違うのは、二人の個性の違い。
住んでる駅も、ひと駅となり。

長女は、関西のホテルグループの営業で2年目。
仕事の人間関係で悩んでいる。


彼女も私も忙しく、会う機会も話す機会も少ないので、状況はよく
わからないが、要するに「さばけない」のと、それが気に入らない
上司との軋轢のよう。

彼女に伝えたかったのは、「努力をすること」と、「思いの力」と
「時間が解決することもある」ということ。


一昨日の夜、次女の演奏会が終わって、帰りの電車で偶然帰宅中の
長女にばったり会った。引き寄せの力を思った。

少し、話す時間を持てたし、昨日もdocomoの携帯の名義変更で
時間を共有した。

ホテルの営業の仕事は大変そうだ。
自分が経験してないことには、うまくアドバイスできないが、表情
を見ていたら、大丈夫だという確信が持てた。
「脳天気」な私の娘だからだ。

ところで、携帯の名義が、中1から11年目で、彼女自身に移った。
住民票はとっくに別だし、そういう意味では、どんどん親から自立
している。嬉しいような寂しいような。

ただ、社会人の先輩としては、まだまだ手本にならないといけない
という気持ちもある。


子育ては面白い。
これが、我が人生で、若い時には「思いもよらなかった事実」だ。

「主客転倒」という言葉があるが、そのように、どちらが育て、
どちらが育てられているのかは不明。親子とはそういうものだ。
遠く離れていることが、それを一層際立たせる。

明日は、神戸ルミナリエの写真をアップ しよう。

2010年12月11日土曜日

「志をもつ」ということ

今朝は9時に起きて3km走った。
通算3320km(連続1082日目)。

3年前から、ITの世界で一流の人たちを身近に見る機会が増え、
何となく「自分も人に影響を与えられる人になりたい」という
気持ちを持つようになった。

「そのため」という強い気持ちや、「明確な何か」があった訳
ではないがとにかくいろいろな「場」に行ったし「知識」や「人」
と数多く触れ合ってきた。
ホーム&アウェイで言うと、アウェイの世界。
年齢も様々というか、年下が圧倒的に多い。

明確な目標がなかったからこそ、ニュートラルな気持ちで触れ合う
ことができた。「触れ合うことそのもの」を楽しめた。

その時々で、「何のためにやっているのか」とか「それはビジネス
になるのか」と、何度となく問われることがあったが、明確な回答
はできなかった。
会社経営者としては、失格である。

でも、「いくら聞かれても、わからないものはわからない。」
わかるだけの実力がなかったからだ。今は素直にそう思う。

「昔から夢は何か」と聞かれるのがイヤだった。
明確なものを持っていなかったからだ。

行動していくことで、最初アウェイだった場所が、いつの間にか
ホームになっていった。
また次のアウェイを探していき、いつかそこもホームになった。
いつの間にか、福岡のオープンソースの世界で、アウェイがなく
なっていた。どこに行っても、知り合いばかり。

それに符合するように、今年になって、「なんとなくやってきた
こと」のひとつひとつが、ものすごい勢いで繋が始めた。
最初は、そのことに気づいていなかった。本当にそれに気づいた
のは、この数か月ぐらい。

できれば無駄のない人生を歩みたい。合理的・効率的に生きたい。
要領よく生きて行きたい。50年間、ずっとそう思ってきた。
「チャンスがあれば頑張れる」、「やるべきことがわかっていれ
ば何とかできる」。
それは幻想だということに少し気づいた。

人生の課題は、出題範囲が決まっていない「試験」のようなものだ。
出題範囲が広過ぎて、何をやっていいか途方に暮れる。
「呆然として立ちすくむ」か、「とにかくやってみよう」と思うか
で、人生の風景は変わってくる。

志が明確になった瞬間、「とにかくやってきた星屑の数々」が、
ひとつひとつ「志」という中心に向かって集まってきて、大きな
輝きになってきた。
ずっと大した「志」もなく生きてきたことが、皮肉だが良かったの
かもしれないなどと言えば、そうでなかった、私よりはるかに素晴
 らしい方々に失礼だが、素直にそう思う。

昨日は、会社の「半期経営説明会」だった。
3年前に、自分自身の「いろいろな誓い」を宣言した場所。
3年前、宣言をしながら、表情がこわばり、後戻がりできない恐怖
感を味わったことを思い出した。

昨日の資料を作りながら、3年前にわからなかった「志」に行き
着いた。
それは、
「ITエンジニアとは、ITの可能性・面白さを自ら体現し、それを
社会に伝えていく職業である」
ということ。
当たり前のことだが、心からそう思った。

さっきも、志を同じくする仲間と、来年起こしていくいろいろな
試みについて打合せした。
お互いに影響を与え合い、情報を共有しあい、仲間を共有しあう。
それをtwitterやfacebookなどのソーシャルネットが下支えする。
気持ちが高揚し、アイデアが浮かび、すべてが可能だという充実感
に至った。

「過去を振り返ること」、「まだ来ない来年に思いを馳せること」
はこのぐらいにして、まだまだ、今年のうちにやるべきことがたく
さんある。

来週も「打合せ」と「出会い」が満載。

2010年12月9日木曜日

「気負い」から「高揚感」に

今朝も5時に起きて3km走った。
通算3317km(連続1081日目)。

毎日会合や懇親会で帰りが遅く、ブログを3日休んでしまった。

この3日もいろいろなことがあった。
とにかく人と会うこと、そして決断を必要とすることが多い。
もちろん、すべて大きなチャンスに繋がっていくことだが。

チャンスに巡りあっても、それが自分の実力に見合わないと、私でもため
らうことが多い。
最近決めていることがあって、それは「迷ったら思い切ってやる」という
ことだ。
前向きに決断することで、世界が広がっていくし、同じ志をもつ人たちと
時間と経験を共有できる。

今日は、amazon、Google、Azureと「クラウド3役揃い踏み」のセミナー
だ。

ちょっと前までは、ただの参加者だったが、今回は主催側・協賛側。
事例発表では担当者が登壇することに。

思い起こせば、3年前からいろいろなセミナーに参加しては、「いつか自分
も講演や発表ができるようになりたいものだ」と思っていた。

立場を「こちら側」と「あちら側」という言い方をすると、かなり「あちら
側」に入り込めた。
でも、入り込んでみると、「あちら側」の中にも、「こちら側」と「あちら
側」があることがわかる。まだまだ道半ば。

この3年、ITの世界で、トップランナーたちのグループ(あちら側)に追い
つくこと、それだけを考えて突き進んできた。
トップランナーたちと絡むと、そのスピード感がすごい。必死でついていく
中で置いていかれない体力が少しずつついていく。
また、自分なりのポジションも見えてくる。

しかし、自分(自社)のことも大事だが、ITはユーザを幸せにして、初めて
存在価値がある。
「その視点をもつIT屋」として活動していくのが、私のミッションだろうと
最近思うようになった。

明日の午前は、お客様へのプレゼン、夕方からは、会社の全体会議(年2回)。
そう言えば、3年前の全体会議での「自己変革宣言」からいろいろなことが
始まった。
気負い続けた3年間だったが、今は気負いは抜けてきた。
実績がないから気負わなければいけないわけで、実績が伴ってきたら、
言葉や態度で虚勢を張る必要がない。

「気負い」が「高揚感」に、今日、会場への歩みを進めながら、そう思った。

2010年12月6日月曜日

川の流れのように

今朝も5時に起きて3km走った。
通算3308km(連続1078日目)。

日中はかなり暖かくなるとの事だったが、確かに寒くはない。
昨日も書いたが、土日は出ごとがなければ、大体1日中仕事をしている。
平日は、人と会ったり、打合せだったりで、まとめてものを考える時間が
とれないからだ。

昨日、ブログを書いたあと、数人の方から ツイッターでメッセージが届いた。思いがけない反応が嬉しかった。


 ツイッターをしない人には説明が難しいのだが、この何とも言えない緩い
つながり具合がいい。

ブログにコメントを残すというのは、なかなかハードルが高い。
それは記録してしっかり留まってしまうからだ。
ツイッターのタイムラインは、人の記憶と同じで、留めようとしなければ
川の流れと同じで、下流に流れさってしまう。かすかな余韻だけを残して。

言葉は流れても、その言葉をくれた人の記憶は、とても親身な感情として
心に残る。次に会った時に、ふとそのことを思い出す。

大げさな表現や、取り繕った笑顔があふれる時代だからこそ、ちょっとした
触れ合いが心に残る。
自室にいながら、多くの人と繋がることができる。
ツイッターの威力はすごい。


思い起こせば、今年の初めは、ほぼツイッターをしていなかった。
「もししていなかったら」という想像は難しいが、同じようなもので、
まだ取り組んでいないものがあるかもしれない。
そう思うと、まだまだ情報は必要だ。

私にツイッターを教えてくれた「師匠」とは、来週忘年会で会う。
そういえば、私の回りには、「年下の師匠」が多い。

偶然、ツイッターの画面の右下のに「あなたの類似ユーザー」で、
@sugmakさんが表示されていた。惜しい方を亡くした。
この方も、偉大な年下の師匠の一人だった。
当社のWEB事業の今があるのは、この方のおかげだ。

「@sugmakさんに喜んでいただけるような仕事をして、ご恩返しをしなければ」、と思った。

2010年12月5日日曜日

人生が加速し始める瞬間

昨日、今日は休みなので、夕方走った。
通算3305km(連続1077日目)。

珍しく余裕のある土日のはずだったが、金曜日に飲み過ぎてしまい、土曜日は半分寝て過ごしてしまった。
バンドの新曲2曲の採譜は、昨日のうちにはかどったが、今日の清書でリズ
ム譜を書き込むのに意外と時間が・・・。
で、もう夜。

 金曜日に、この12月にオープンする「福岡県Ruby・コンテンツ産業振興
センター」への入居申込書を提出してきた。
http://www.f-ruby.com/news/information/15
審査があるが、多分問題はないだろう。

この施設は、福岡県が、IT産業振興のために用意してくれた施設だ。
ベンチャー系や、新規事業に熱心な企業が多く入居する。
サテライトオフィスという位置づけが強い。

EC-ONEや、フライトシステムや、AIPや、ライトハウスや、ハウインター
ナショナルなど、この3年間、ずっと一緒に勉強会を開催し、情報を交換し
交流を深めてきた仲間と、晴れて「同居」。

変化の時代、自社の力だけでは絶対に乗り切っていけない。
時代が要求するものは、高機能で複雑で、短納期だ。

福岡で集っているエンジニアや経営者は、皆それぞれに「得意技」を持って
いるが、自力ではそれなりに行き詰りを感じている。

その仲間たちが、この3年間ずっと一緒に集ってきた「大きな信頼感」を
下敷きにして、プロジェクトに集結すれば、驚くことが実現できる。
その可能性の予感はあったが、今年に入って、次々と結実した。

AIPカフェの存在も大きかった。
多くのフリーエンジニアと知り合った。
ちょっと変わり者が多いが、心根の優しい、素晴らしい人たちだ。
彼らとコラボすれば、大抵のことはできる。

去年の年末に、今の状況が予測できたか?いや、正直予想できなかった。
今年取り組ませていただいた仕事は、それほどにエキサイティングなものが
多かった。

来年は、Rubyセンターでの活動が本格化する。
ただでさえ仲が良いメンバーたちが、ひとつ屋根の下に集い、そこで密に
交流し切磋琢磨し、そして、何より「チーム」を結成する。
何か大変なことが起きる予感がする。

1年後、私はこのブログに何を書くのだろうか。
「このようになっているとは、想像もつかなかった」と書くのは確実だ。

人生が確実に加速し始めた。

2010年12月3日金曜日

科学的、非科学的?

今朝も5時に起きて3km走った。通算3299km(連続1075日目)
12月なのに暖かい朝だった。

この2日間、サービスインを迎えるサイトの最終調整で、担当者は徹夜続きだったり、千客万来だったり、夜もあれこれ建て込んでいて、ブログが書け
なかった。

今や、サイトの制作は、複数の会社とエンジニアがネットで連絡を取り合い
顔も知らないメンバーと粛々と進めて行く。
サーバも「オンプレミス」と「クラウド」の組み合わせ。

原理的にはうまく行くはずなのだが、そこは人間のやること。
細かいところに「思い違い」や「思い込み」があり、それらがの相乗効果で
悪い方向に効いてくる。
こういうプロジェクトでは、ディレクタションが大変だ。
当社のメンバーたちはその役割だった。

徹夜で作業しながら、彼らを突き動かしていたのは、「責任を持ってやり
遂げる」という志だったような気がする。
問題を切り分け、構成するプレイヤー全体に、直接、間接に指示をしながら
自分の持ち分は担当しつつ、まさに獅子奮迅の活躍。
人の、そして若者の力に驚く。

チームに参加してくれた独立系のエンジニアたちもすごかった。
厳しい納期、難しい技術の組み合わせ。トップランナーが集まったからこそ
できた仕事だ。今年になって、このような経験を2回もした。

ところで、トラブルの時、私はエンジニアではないので、本質的に役に立つ
訳ではないが、合間をみて邪魔にならない程度にインタビューをする。
悠長な試みのようだが、当事者は思い込みがあるので、単純な部分に抜けがあったりする。
手順を丹念に聴いていくうちに、本人が「あっ!」と気づくことが多い。

それでもわからなければ、仏様か神様に祈る。
つまらないことだが、そうすることによって頭の中が澄んできて、アイデア
が生まれたり、何故かうまく動き出したり。

「そんな非科学的な!」と思うだろうが、宇宙を例にとると、宇宙全体の
物質エネルギーのうち、74%が暗黒エネルギー、22%が暗黒物質で、人類が観測出来る水素やヘリウムは4%ぐらいしかないことが分かってきている。

つまり、4%しか解明できていない科学をもって科学的というのは、非科学
的?


念ずれば通ず。
思いの力。
科学的か非科学的か?