2010年11月30日火曜日

変化点に身を置くということ

今朝も5時に起きて3km走った。通算3287km(連続1071日目)


最近、行政が主催する、いわゆる有識者会議みたいなものに参加を
求められることが増えてきた。光栄なことだ。
 そういう会議は、概して「業界の将来動向を考える」というような
テーマが多い。

参加者の発言は、異口同音に「5年後10年後はよくわかりませんが」
とか「長期的な視野を持つのは難しいですが」というような、枕詞が
が多い。

普及学という学問があって、以下の図が有名だが、先を見越すには
変化点に身を置くことが大事だ。


変化点に身を置くとは、まずはアーリーマジョリティになること。
世の中の2.5%のイノベーターが提唱する「サービス」や「製品」
や「トレンド」に聞き耳を立て、それに関する情報が少ないうちに
苦労して取り組むこと。それが変化点に身を置くことだ。
アーリーマジョリティになるということは、100人の中に3人
ぐらいしか存在しない「変人」になることである。
「本当にそんなものがはやるんですか?」「それって意味があるん
ですか?」「それって意味のない情報ばっかり転がってるって聞きます
けど」などという言葉に負けてはいけない。
変人道は、いばらの道だww

15年前、eメールアドレスを持っている人は少なかった。
ホームページは一部の企業のものだった。
ブログを書いている人はいなかった。
スマートフォンもなかった。
何より、SNSがなかった。

未来を観るという覚悟、それは自ら「変化点に身を置くこと」。
そして、なかなか人に理解されないことを楽しむこと。
幸いなことに、私の若き友人たちには「変人」が多い。

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