2010年11月29日月曜日

「個として輝く」ということ

今朝も5時に起きて3km走った。通算3284km(連続1070日目)
本格的に寒くなってきた。

土曜日はゴルフコンペ、昨日は筑後でドッジボール大会と、外出しっぱなしの土日だった。

先日も載せたが、私が取り組んでいる「スポーツドッジボール」って
こんな感じ。
http://www.youtube.com/watch?v=YlFtZMb8Ia0


ところで、先日、同業者の会合で、シリコンバレー視察の報告をする機会
があって、このブログで書いた内容を披露してきた。
一番伝えたかったのは、シリコンバレーのエンジニアは、会社には属して
いるが、「個人としても輝いている」ということだ。

ハッカー道場という、地域のエンジニアが自由に集まれる場所があって
意見交換やプレゼンを実施している。
そこには、会計士や投資家など、関連する業種も集まってくる。


会社の仕事も当然大事だが、実ジョブで経験できる範囲は決まってくる。
古いITの世界では、実ジョブの世界がITの世界のほとんどを占めていた
のでそれで良かったが、今は違う。
会社で経験できない範囲は、自分で取り組まなければならない。
「会社員エンジニアとしてだけ生きる」ということは、自身のITの世界を
どんどん狭めていくことに。

逆に考えれば、「個として輝きやすい時代」ということだ。

昔は、自分が書いた記事を読んでもらおうとしたら、新聞社や雑誌社に
入らなければならなかった。
映像を配信したければ、テレビ局に入らなければならなかった。
それが今では、個人でブログが書けるし、USTで中継もできる。

就職という、学校を卒業した時期の1回のチャンスをものにできなければ
それで一生が決まっていた時代から、人生のどの時点からでもさまざまな
可能性にチャレンジできる時代に。
それを楽しめるかどうかで、この時代の風景は変わってくる。

23日の水曜日(祝日)、関西に行った最後の締めで、長女の社会人チア
(アメフトの試合)を観てきた。
彼女は、大学時代に真剣にチアに取り組み、学校のアメフトが強かった
おかげで、甲子園ボウル(学生日本一決定戦)、ライスボウル(社会人 VS
学生)という最高の舞台も経験できた。

2年前に就職し、ホテルの営業として、仕事のキャリアを開始した。
仕事に一生懸命取り組んではいるが、それだけではバランスがとれなかった
のだろう、社会人チアのオーディションを受け、晴れて合格した。

当然、ボランティアだし、仕事の関係で行ける範囲は決まってくるが、
再び輝き始めた長女の姿に、安堵を覚えた。
(背中は、応援を見に来てくれていた大学の同級生たち)


学生時代とは違い、観客も少ない応援の場だが、前に増して輝いている
印象がした。
私も「個としての輝きも追い求めて行かねば」と、改めて思った。

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