2011年5月21日土曜日

「人の話」をまともに聴いているか?

今日、たまたまNHKの「課外授業:ようこそ先輩」という番組を観た。
元々好きな番組だったが、忙しさの中に埋没していた。
http://www.nhk.or.jp/kagaijugyou/

さまざまなジャンルの第一線で活躍する著名人が、ふるさとの母校を訪ね、後輩たちのためにとっておきの授業を行うという連続企画。

今日の放送は、阿川佐和子さん。

週刊文春の連載「阿川佐和子のこの人に会いたい」は、1993年4月のスタートから19年目に入った同誌の名物コーナー。毎週さまざまな分野で活躍 する人物をゲストに迎え、その素顔や本音を巧みに引き出してきた。

そんな阿川さんの授業のテーマは、ずばり「人に話を聞くこと」。魅力的な話を引き出すインタビューの展開方法や、それを読みやすい文章にまとめる編集の技術を子どもたちに伝授する。

インタビューのコツを教わった子どもたち は、“じっくり話を聞いてみたい”大人に会うためにそれぞれ街へ飛び出す。

地元の商店で働く人や医師、ボランティア…。用意してきた質問があっさり一言で片付けられてしまったり、話が思わぬ方向に展開して言葉に詰まってしまったり。それでも面白い話を引き出そうと、懸命に質問を繰り返す。

子どもたちは驚くほどの順応力で、プロのインタビュアーさながらの質問で、相手の本音を聴きだしていく。

「あなたのことに興味があります」、「あなたの話を聴かせてください」、「一生懸命聴きます」という姿勢は、相手の心を動かし、相手の人としての心の言葉を引き出していく。

「真摯ななインタビュー」の姿勢、これが、私に決定的になかったもの。
小学生から学びました。

今は、こういう一つ一つが偶然とは思えない。
引き寄せの法則の成せる技としか。

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