2011年10月16日日曜日

諦めていた「ゴルフ」が思いがけず別ステージに

昨日、2週連続のゴルフに行ってきた。
2週連続なんて何年ぶりだろう。最近は記憶がない。

私はハンディ13で、10年ぐらい前は、ほぼ80台でラウンドしていた。この7〜8年は年3〜4回ぐらいしか行かなくなって、100オーバーすることもしばし。80台も全く出なくなった。

土日は別件で忙しく、それはそれで充実しているので仕方がないのだが、たまのゴルフが、スコアが悪いので行くのが苦痛になりつつあって「いっそやめれば気楽だろうな」と思うこともしばし。

日々の3km走で、基礎体力は昔よりアップしている。その気になればいつでも復活できる、と思いながらも、かなり焦りはあった。

昨日のラウンドは、先週多少手応えを感じていたので、期待を持って臨んだ。
昨日は44+43=87で、過去の記録を確認したら、2005年の83以来の80台。6年間の長い潜伏期間だった。

過去の実績からは平凡なスコアだが、大きな収穫は、後半のラウンドでの「スイングのツボの発見」。
後半のキャディは、研修生で福岡第一高校卒の渡辺君(18歳)。




ミスショットの後にアドバイスをもらったら、これが実に分かりやすかった。
下半身のターンが先行するということは理屈では分かっていたが、長年の経験の中でも、自分ではツボは掴めていなかった。彼はそれを実に分かりやすく教えてくれた。

スイング中に左足の膝が伸びるのはいけないことだとずっと思っていたのだが、「さっさと伸ばして、それをきっかけに手が遅れてくる感じ」を教えてくれた。その後はスイングの感触が「別次元」に。

感覚を忘れないために、さっき練習場に行ってきたが、昨日会得したものは本物であることが再確認できた。ドライバーから、3番アイアン、ピッチング至るまで、全てのスイングが同じメソッドでシンプルに振れる。渡辺君に大いに感謝しなければならない。

「この4年弱、毎日3km走って4000kmを超える体力を獲得していたこと」と「今回の渡辺君のアドバイス」と「いつかは復活したいという気持ち」の3つが揃って初めて昨日の成果が出たのだという実感がある。体力づくりだけではダメ、打ち方のヒントだけではダメ。思いだけでもダメ。

「単独では何かが足りない事象のいくつか」を、成果などは求めずに、ひたすら継続することで、その「いくつかの事象」が、直列に並ぶ瞬間が思いがけず訪れる。




それは明日かもしれないし、3年後、10年後、もしかしたら一生訪れないかもしれない。でもその日その日を積み重ねることでしか、その瞬間は訪れない。私の人生に、ゴルフという旧友が「1ステージ上のレベル」で再び訪れてくれた。

仕事も人生も同じ。
日々の「単独では何かが足りない事象のいくつか」を続けていく勇気がまた湧いてきた。

渡辺君のプレイヤーとしての活躍が楽しみだ。

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