2011年11月3日木曜日

光と陰

昨日「博多ライトアップウォーク2011」に行ってきた。

http://www.gokusho.info/info/eventinfo/2011/11/2010-1.html

「承天寺」「東長寺」「妙楽寺」「順心寺」「櫛田神社」などをライトアップするイベントで、夜陰に仄かな光で照らされる寺社は幽玄たる世界。


暗がりで視覚を制限されることで、別の感覚が研ぎ澄まされてくる。五感が満足なことは、かえって「何かが見えなくなってきている」のではないかと思う。

電気のない時代、人は暗がりのなかで、他の感覚をより働かせることを日常的に行ってきたはずだ。昼は光の中で、日没後は暗がりのなかで生きるのが自然なのだろう。


陰・影・蔭・翳、「かげ」だけでいくつもの漢字を持つ我々のモノの感じ方と歴史を思い出させてくれる素晴らしいイベントだ。


今回の会場になった、どの寺社も長年の風雪を耐えて現存する。
今、博多の街にある「新しい建物」は、例えば500年後の「ライトアップウォーク」の対象になるだろうか?500年後に残る建物は「現在の歴史的建造物」以外にはないのではなかろうか。
我々が現代に創り上げているものは、我々の時代に消費され、我々の時代にその役割を終える。どんなに時代や技術や科学が進んでも、将来の人たちに何かを残すようなモノはなかなか造れない。

2011年10月16日日曜日

諦めていた「ゴルフ」が思いがけず別ステージに

昨日、2週連続のゴルフに行ってきた。
2週連続なんて何年ぶりだろう。最近は記憶がない。

私はハンディ13で、10年ぐらい前は、ほぼ80台でラウンドしていた。この7〜8年は年3〜4回ぐらいしか行かなくなって、100オーバーすることもしばし。80台も全く出なくなった。

土日は別件で忙しく、それはそれで充実しているので仕方がないのだが、たまのゴルフが、スコアが悪いので行くのが苦痛になりつつあって「いっそやめれば気楽だろうな」と思うこともしばし。

日々の3km走で、基礎体力は昔よりアップしている。その気になればいつでも復活できる、と思いながらも、かなり焦りはあった。

昨日のラウンドは、先週多少手応えを感じていたので、期待を持って臨んだ。
昨日は44+43=87で、過去の記録を確認したら、2005年の83以来の80台。6年間の長い潜伏期間だった。

過去の実績からは平凡なスコアだが、大きな収穫は、後半のラウンドでの「スイングのツボの発見」。
後半のキャディは、研修生で福岡第一高校卒の渡辺君(18歳)。




ミスショットの後にアドバイスをもらったら、これが実に分かりやすかった。
下半身のターンが先行するということは理屈では分かっていたが、長年の経験の中でも、自分ではツボは掴めていなかった。彼はそれを実に分かりやすく教えてくれた。

スイング中に左足の膝が伸びるのはいけないことだとずっと思っていたのだが、「さっさと伸ばして、それをきっかけに手が遅れてくる感じ」を教えてくれた。その後はスイングの感触が「別次元」に。

感覚を忘れないために、さっき練習場に行ってきたが、昨日会得したものは本物であることが再確認できた。ドライバーから、3番アイアン、ピッチング至るまで、全てのスイングが同じメソッドでシンプルに振れる。渡辺君に大いに感謝しなければならない。

「この4年弱、毎日3km走って4000kmを超える体力を獲得していたこと」と「今回の渡辺君のアドバイス」と「いつかは復活したいという気持ち」の3つが揃って初めて昨日の成果が出たのだという実感がある。体力づくりだけではダメ、打ち方のヒントだけではダメ。思いだけでもダメ。

「単独では何かが足りない事象のいくつか」を、成果などは求めずに、ひたすら継続することで、その「いくつかの事象」が、直列に並ぶ瞬間が思いがけず訪れる。




それは明日かもしれないし、3年後、10年後、もしかしたら一生訪れないかもしれない。でもその日その日を積み重ねることでしか、その瞬間は訪れない。私の人生に、ゴルフという旧友が「1ステージ上のレベル」で再び訪れてくれた。

仕事も人生も同じ。
日々の「単独では何かが足りない事象のいくつか」を続けていく勇気がまた湧いてきた。

渡辺君のプレイヤーとしての活躍が楽しみだ。

2011年8月14日日曜日

飲酒という生活習慣との訣別(取り敢えず年内!)

大したことはないが、8月8日の人間ドックで、肝臓の「γ-GTP値」が68になっていた。


30歳ぐらいから、ずっと人間ドックに行っていて、特に問題はなかったが、去年、しきい値の50に近くなって、今回68で多少オーバー。脂肪肝の初期状態だそうな。
確かに、痛飲した次の日の朝ジョギングは結構キツかった。多少の体調の変化は感じていた。

365日飲む生活は「多少改善しないといけないな」と思いながら、「いつ休肝日にしようか〜?」と悩んだが、9日の火曜日に完全に抜いてみた。そうしたら、翌朝の体調がすこぶる良かった。

そのことをfacebookに書いたら「お?禁酒ですか?」などと、コメント常連の方々からプレッシャーがww

毎朝走るのと同じで、走るか走らないかを毎日判斷するのは「葛藤」で、これはなかなか悩ましい。いっそ「何があっても走る」と決めたほうが楽だったことを思い出した。

もうひとつトリガーがあって、あるトップセールス研修に通っていて「イチロー的生き方」についての書籍を読むのが課題に。

イチローは、試合の為に日々体調を整え、ストイックにリズムをつくっている。
私だって仕事のプロだが、翌日のことはあまり考えずに、結構思いつくままに日々飲んでいる生活をしている。当然飲み過ぎれば、二日酔いになり、翌日の午前中は万全とは言えない。これではまるでアマチュア。

そんなこんなで悩んだが、「今年一杯は休酒」することにした。

もちろん、お酒もワインも大好きで、飲まないことはかなりツマラナイことだが、メリットはかなり多い。

肝臓が回復する、無駄なカロリー摂取が減る、お酒代が浮く、夜遅い時間でも仕事ができる、車通勤なので帰りは自分の車で帰れるのでタクシー代が浮く、酔った勢いの「ついついもう1軒」がなくなる。

休酒は、facebookやtwitterで宣言したので、その関係の方々には説明がいらない。

ここ何回か宴会にも出たけど、自分が思うほどは人は気にしない。普通にウーロン茶で過ごし、自分の車で帰途に。

そりゃあ、お酒は好きで、飲まない日々は実に物足りない。
なので一生飲まないつもりはなく、取り敢えず年内のチャレンジに留めておこうと思っている。

では「何を以て飲酒を再開するか」?そこが難しそうだ。自分に対するよい言い訳が思いつくといいのだが・・。
 

2011年7月10日日曜日

「アナログネイティブ vs デジタルネイティブ」じゃないな!

昨日、[AIP CLOUD 3DAYS(番外編) 東京 vs 福岡 〜SNS 最先端活用術&マーケティング術〜]というイベントがあって、facebookを活用する、福岡(熊本)代表として、登壇した。



福岡には、facebookを本格活用している方はかなりいて、私などは極めて中途半端な存在なので、熊本の友人のお兄さんで、根っからのお茶専業農家の「中尾要介」さんに登壇していただいた。
http://www.facebook.com/kyokusien

ご存知「うめけん君」とのコラボ形式だったので、「アナログネイティブ vs デジタルネイティブ」という形で進行した。


私自身が昨日感じたことだけど、確かに私は、未だ日本では3%ぐらいの人しか使っていない、でも「世界では7億人が使っているfacebookというソーシャルメディアの活用者」という実感があった。


そういう意味では、アナログ代表の中尾(兄)さんは、今はまだまだ入口にいる方という認識を持っていたが、うめけん君が言っていた、「伝える手段なんてものは、メールに始まって、常に変化していて、数年経ったら、facebookもコミュニケーションの一部になるでしょうね〜」という言葉が耳に残った。

私を含めて、世間には新しいIT系のソーシャルメディアに通じていて、様々なコミュニケーション手段を持っている人は多い。
しかし、しばらくすると、「伝える内容が枯渇した」経験をした人も多いと思う。私もブログが滞りがちだ。

そう考えると、自分のことで本を1冊書けるぐらいの「話題と生き様のストック」を持っている人は稀有なのではないだろうか。当然、私も持ち合わせていない。
逆に、ずっと毎日お茶づくりに向きあってきた中尾さんには、ものすごいストックがあるのではないか、そう思いながら、中尾さんの話を聞いていた。


ITやソーシャルメディアは手段でしかない。

昔、海外に船で行く手段しかなかった時代に飛行機が登場した。確かに恐ろしく速い。でも、その手段で「何」を運ぶ?

多少人に先んじても、ちょっと遅れてきた「ものすごくコンテンツを持つ人」には、かなわないのではないか、そういうことを感じた昨日だった。


今、「電話は難しくてかけられない」という人はいない。ソーシャルメディアも同じ変遷を歩む。

アナログ、デジタルという安易な二元論ではなく、もっと根底の「コンテンツ力=人間力=生き方力」ということを思う素晴らしい機会だった。

会場に来ていた方々も、それぞれに時代やエリアをリードしている方々。20代〜30代が中心。
そういう人が休日に集まって、積極的に情報交換、体験交換をしている。彼らが50代になった時には、若者に伝える記憶は数多くあるだろう。日本もまだまだ捨てたものじゃない。

頑張らなくてはならないのは、我々50代だということを、改めて思った。

2011年5月21日土曜日

「人の話」をまともに聴いているか?

今日、たまたまNHKの「課外授業:ようこそ先輩」という番組を観た。
元々好きな番組だったが、忙しさの中に埋没していた。
http://www.nhk.or.jp/kagaijugyou/

さまざまなジャンルの第一線で活躍する著名人が、ふるさとの母校を訪ね、後輩たちのためにとっておきの授業を行うという連続企画。

今日の放送は、阿川佐和子さん。

週刊文春の連載「阿川佐和子のこの人に会いたい」は、1993年4月のスタートから19年目に入った同誌の名物コーナー。毎週さまざまな分野で活躍 する人物をゲストに迎え、その素顔や本音を巧みに引き出してきた。

そんな阿川さんの授業のテーマは、ずばり「人に話を聞くこと」。魅力的な話を引き出すインタビューの展開方法や、それを読みやすい文章にまとめる編集の技術を子どもたちに伝授する。

インタビューのコツを教わった子どもたち は、“じっくり話を聞いてみたい”大人に会うためにそれぞれ街へ飛び出す。

地元の商店で働く人や医師、ボランティア…。用意してきた質問があっさり一言で片付けられてしまったり、話が思わぬ方向に展開して言葉に詰まってしまったり。それでも面白い話を引き出そうと、懸命に質問を繰り返す。

子どもたちは驚くほどの順応力で、プロのインタビュアーさながらの質問で、相手の本音を聴きだしていく。

「あなたのことに興味があります」、「あなたの話を聴かせてください」、「一生懸命聴きます」という姿勢は、相手の心を動かし、相手の人としての心の言葉を引き出していく。

「真摯ななインタビュー」の姿勢、これが、私に決定的になかったもの。
小学生から学びました。

今は、こういう一つ一つが偶然とは思えない。
引き寄せの法則の成せる技としか。

2011年5月15日日曜日

今週で一区切りだが、計算間違いが・・・

今日はさっき3km走った。
通算3785km、連続1238日目。

これが、いつも走る那珂川河畔のコース。
冬の朝は、真っ暗。


ついでに白いハトがいたので、「激写!」


3年前に始めた「1000日、3000km」は既に達成だが、「3800kmで、札幌まで行って、福岡に戻ってくる」というもう一つの区切りがあった。
その3800kmには今週の金曜日で到達する。


3800kmというのは、Googleマップを印刷し定規で大雑把に測ったものだったので、正確を期すために、ネット地図で改めて距離を測ってみた。

そしたら、福岡〜札幌往復は、3400kmしかなかった。
「え?既に帰ってきてたんだ〜」、と変な気分。

そこで、札幌から、旭川、帯広と回ったことにしたら、大体3800kmに。
なので、そういうことに変更しました(適当なヤツ)。



3800km後は、「四国八十八箇所」を回ることにする。



四国八十八箇所は、四国にある88か所の弘法大師(空海)ゆかりの札所の総称。
四国八十八箇所を巡拝することを四国遍路、四国巡礼などとも言う。

私は、結構な空海好きで、四国霊場めぐりをイメージしながら毎日走るのは楽しみだ。

公式ホームページで距離を確認したら(今回は正確!)1339km。
毎日3kmで、447日の距離。
今と通算で、5139km,連続1690日。

次の目標に向かって、一区切りの今週を楽しむとする。

2011年5月14日土曜日

まだまだ知らない人は多い!

昨日の午後は、さるロータリークラブの卓話にお呼ばれして、30分間、facebookについて、話をさせていただいた。
講演会の講師をさせていただくなど、数年前は想像もつかなかったこと。大変光栄なことだ。
機会をいただいたことに感謝!

演題は以下のとおり。

facebookは、「facebookページ」を使った集客法の方が取り上げられているが、元々の「友達づくり」機能も秀逸だ。

前は、いろいろな方と名刺交換すると、土日にまとめて、老眼をこすりながら名刺の小さなメアドを読み取って、お礼のメールを書いていた。
読み間違いもあるし、メールと言っても、お礼なので、それなりの形式はいる。結構時間がかかる作業だった。

今は?それはそれは簡単。
facebookをしているかどうかお聞きして、名刺にメモしておくだけでOK。
あとは名前検索して、見つけたら、簡単なメッセージを添えて「友達申請」するだけ。

もう一度顔写真も見るし、経歴を見ると同じ学校だったりすることもある。
友人の欄を見ると、意外な人が共通の友人だったりもする。
その中に、懐かしい顔を発見することも。




夜は、コンサルタントの森戸さんからのご紹介で、ロバート・ラスムセン・アンド・アソシエイツという会社の蓮沼社長のワークショップに参加してきた。
これもfacebook内でのお誘いなので、facebookが紡いでくれたご縁。


同社は、レゴを使った「シリアスレゴプレイ」を活用した、プログラムを開発・提供し、組織力を強化のお手伝いをする企業。
http://www.seriousplay.jp/




レゴ・ブロックを道具に使う、ユニークなアプローチで、
・組織のビジョンや将来像創り
・新たな戦略立案
・創造性の開発
・個人のキャリア開発
・チームビルディング
といった、組織の抱える課題を可視化し、組織に内在する知恵を結集して、解決へと導いていきます。

年齢も業種も様々なグループ編成で、初対面も多い中、レゴを使いながらなので、あっと言う間に打ち解けて、楽しいワークショップだった。

物事を検討して決めていく手法が、会議という、あまりに画一的で、楽しくない手法なので、参加メンバーの力や気持ちが発揮できないのが常。
 工夫という言葉は普通の響きしか持っていないが、本当の工夫というのは、確実に成果を出していくものだと、改めて実感した。

昨日、お会いした方々は、初対面が多かった。
当然、名刺交換したし、全員facebook活用者。
特に学生さんや、社会人2〜3年の方が、ものすごく前向きに目標を持って生きている姿に感動した。
改めて、我々50代がもっと頑張らなければと思った。

今日、一人一人と友達申請し(先に先方からもらったものも)、プロフィールや友達関係などを見た。

共通の友達はいるものの少数。
 違う世界(アウェー)に顔を出すと、 新しい世界が開ける。
ITの世界では行き着いた感があったが、業種が変わるとまだまだ。

福岡は広い。そう思って、昨晩、街中を行き交う人を見た。
知らない顔ばかりがそこにいて、これからの人間関係の広がりの可能性の大きさを感じた。