昨日、[AIP CLOUD 3DAYS(番外編) 東京 vs 福岡 〜SNS 最先端活用術&マーケティング術〜]というイベントがあって、facebookを活用する、福岡(熊本)代表として、登壇した。
福岡には、facebookを本格活用している方はかなりいて、私などは極めて中途半端な存在なので、熊本の友人のお兄さんで、根っからのお茶専業農家の「中尾要介」さんに登壇していただいた。
http://www.facebook.com/kyokusien
ご存知「うめけん君」とのコラボ形式だったので、「アナログネイティブ vs デジタルネイティブ」という形で進行した。
私自身が昨日感じたことだけど、確かに私は、未だ日本では3%ぐらいの人しか使っていない、でも「世界では7億人が使っているfacebookというソーシャルメディアの活用者」という実感があった。
そういう意味では、アナログ代表の中尾(兄)さんは、今はまだまだ入口にいる方という認識を持っていたが、うめけん君が言っていた、「伝える手段なんてものは、メールに始まって、常に変化していて、数年経ったら、facebookもコミュニケーションの一部になるでしょうね〜」という言葉が耳に残った。
私を含めて、世間には新しいIT系のソーシャルメディアに通じていて、様々なコミュニケーション手段を持っている人は多い。
しかし、しばらくすると、「伝える内容が枯渇した」経験をした人も多いと思う。私もブログが滞りがちだ。
そう考えると、自分のことで本を1冊書けるぐらいの「話題と生き様のストック」を持っている人は稀有なのではないだろうか。当然、私も持ち合わせていない。
逆に、ずっと毎日お茶づくりに向きあってきた中尾さんには、ものすごいストックがあるのではないか、そう思いながら、中尾さんの話を聞いていた。
ITやソーシャルメディアは手段でしかない。
昔、海外に船で行く手段しかなかった時代に飛行機が登場した。確かに恐ろしく速い。でも、その手段で「何」を運ぶ?
多少人に先んじても、ちょっと遅れてきた「ものすごくコンテンツを持つ人」には、かなわないのではないか、そういうことを感じた昨日だった。
今、「電話は難しくてかけられない」という人はいない。ソーシャルメディアも同じ変遷を歩む。
アナログ、デジタルという安易な二元論ではなく、もっと根底の「コンテンツ力=人間力=生き方力」ということを思う素晴らしい機会だった。
会場に来ていた方々も、それぞれに時代やエリアをリードしている方々。20代〜30代が中心。
そういう人が休日に集まって、積極的に情報交換、体験交換をしている。彼らが50代になった時には、若者に伝える記憶は数多くあるだろう。日本もまだまだ捨てたものじゃない。
頑張らなくてはならないのは、我々50代だということを、改めて思った。
0 件のコメント:
コメントを投稿