2010年12月15日水曜日

京都、ああ京都

今朝も5時に起きて3km走った。 
通算3334km(連続1087日目)。
気温5℃。冬到来だ。
 

先週末に撮った京都の写真がいくつかあるので、アップしてみる。
細い昔風の路地(先斗町)だが、本当に心が落ち着く。




昼光色の蛍光灯全盛の時代。
どこもかしこも明る過ぎて「陰」の居場所がない時代。
人の心にも陰があるが、陰が生きにくい時代でもある。


心の陰というと、何か鬱屈したものに思えるが、自分を深く見つめる
静謐な時間のことである。その存在が、対極にある「明るさ」を一層
際立たせる。
それは、いわゆる「明と暗」ではなく「動と静」と言ったほうがわか
りやすい。
明るい人は、その明るさと同等の暗さ(陰)を内包し大切にしてる。

 そういう日本人の心の有り様を、京都の昔ながらの陰影を活かした
町並みが、DNAの中から引き出してくれるのだろう。


流行ものには超えられない時空を、寺社や昔の町並みは、軽々と超え
る。
人のモノの考え方や捉え方は、そう簡単には変わらない。


最後の写真は、清水寺にあった「今年の漢字」。


冬に「暑」を見ても、実感がわかない。
昔、その年の最初にヒットした曲が、年末に「レコード大賞」を取っ
た時のよう。


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