2010年10月31日日曜日

人に影響を与えられる人生

昨日も今日も、休みだったので、夕方走った。
通算3200km(連続1042日目)。

今日は、うちの娘二人がお世話になった、小学生ドッジボールチーム
「うめちゃんズ」の20周年記念のイベントがあった。
といっても、保護者も子どもも入れ替わっている。
つなり、西尾監督(元小学校の先生)へのお礼の会。
名前は弱そうだが、全国大会、九州大会上位になることしばしの
強豪。今年もそこそこ強い。

思い起こせば12年前。
うちの長女がドッジボール大会に出るというので、アクシオンと
いう体育館に見に行ったら驚いた。
遊びとはほど遠く、完全なスポーツだった。
下の娘はその時小学校1年で、これからチームに入るというので
保護者でただ見ていても面白くないだろうと、審判を始めたのが
まさにその12年前。

今日は、弥永小の体育館に、現役、OB、保護者を含めて何人来た
だろうか。ざっと200人ぐらいか。


20週年は、西尾先生が前の学校でやっていたチームからの通算
なので、弥永小では12年目。

選手は、OB最年長は24歳、現役は10歳ぐらいか。

全く世代が違う門下生たちが一同に集い楽しむのはかなり面白い
風景。
私はずっと審判をしているので、ほとんどの子を知っている。

ずいぶん大人になって、身長も顔つきも変わってしまったが、見慣
れてくると昔の顔に戻る。同窓会でもよくあること。
投げ方なんかも変わらない。当たり方も。何より、みんな小学生に
戻って楽しんでくれた。

就職してたり、大学生だったり、高校生だったり、中学生だったり。
小学生の頃の気楽さから、それぞれ自立してそれなりに大変なんだ
ろうけど、同じ時代を共有した仲間たち。

しかし、西尾監督のおかげで私の人生もずいぶん変わった。
子どもを育てる初めの過程で、子どもと一緒にスポーツに関われた
ことが多きい。彼女らは、その後もいろいろな部活に関わり、親を
楽しませてくれた。

旅行なんて行くヒマがなく、大会ばっかりの週末。でも家族が同じ
ことに一生懸命になれたから、24歳の娘と19歳の娘とは今でも
仲がいい。彼女らも関西で忙しくなければ、参加させてあげたかった。

監督の西尾(元)先生は60過ぎでもう定年。
学校の先生としてだけでなく、ドッジボールチームの監督として、
どれだけの選手、保護者に影響を与えてきただろうか。

私も出あっていなければ、子育ての風景の半分はずいぶん違ったものに
なっていただろう。

人の人生の価値って何だろう。
地域で地道に生きて、でも長い間に数多くの人と関わり、その人たちの
人生に大きな影響を与え、その人たちが集う求心力になり、そんな市井
の素晴らしい日本人は数多くいると思う。

西尾監督は、まだ頑張ると言ってくださった。
ご恩返しのためにも、私も仕事が忙しくても審判は続ける。

11月も大会が目白押し。

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