伝言ゲーム

今朝も５時に起きて３km走った。通算３２３０km（連続１０５２日目）。

まだ、そんなには寒くない。
走ってて一番寒いのが手。なので軍手は手放せない。


ところで、人間は日々コミュニケーションを繰り広げているわけだが、
それがどのぐらい伝わっているのだろう。

昔、伝言ゲームというテレビ番組があって、口頭口で簡単な内容を伝え
ていくのだが、最後の人に伝わった内容は、最初の内容とはほど遠い
ものになって、聴衆の笑いを誘うというもの。

口頭では「良く伝わって７０％」などと言うので、３人目だと４９％、
４人目で３４％、５人目で２４％、６人目だと１７％・・・。
要するにまともには伝わらないということ。

メールだと同じ文面を多くの人に伝えられるので、だいぶ様子は違って
くるが、これも「文章力」と「読解力」と「捉え方」という、いかにも
脆いものに支えられている。

人の指導なんかの場合はもっと難しい。
「ちゃんと指示したんだけど・・・」という嘆きを良く聞くが、１回の
指導で伝わるのは１０％程度。相手の理解度、成熟度が大きく関わって
くるからだ。
それを１００％伝わったと思っているのだから、そりゃ行き違いも起こる
というもの。１０回伝えてようやく伝わるぐらいが相場だろうか。

リアルな組織にとらわれずに、その時に「以心伝心」のメンバーを集めら
れればものすごいスピードでことがはかどる。
ソーシャルなコミュニケーションの仕組みで、幅広く人が繋がり合える時代。

そんな可能性を現在実践中。